はしり、もたり

【2020/5/21】

5月20日

 

曇り。空気ひんやり。

洗濯物がしゅんと縮こまって見える。

 

山椒邸宅の幼虫はまた一回り成長して

今日はじっと、急激な気温の低下を理解するのに

時間を要しているのか、全身を強張らせている様子。

すぐ近所に、ミノムシを発見。

このフォルムが懐かしくて

へー、ミノムシってまだいるんだぁ、と

昔、駄菓子屋に並んでたお菓子でも思い出すような感覚で

ほんわかと懐かしんでみた。

 

 

メトロノームに合わせて、ベースを弾く。

BPMは60くらい。

つまり、1秒。

 

カチッカチッカチッと

1秒の空白に

何個音を入れるか。

あるいは4秒なら

その枠に、どんな配置で

何個の音を並べるか。

 

音が速ければ、追い越してく。

音が遅ければ、置いてかれる。

走る、とか、もたる、というやつ。

一定のスピードで弾くのは、難しい。

ずっと一定でいること、

変わらないでいること。

人間には、難しい。

 

永遠にずっと 変わらないなんて

燃えないゴミと一緒じゃないか

(THE HIGH-LOWS「不死身の花」)

 

一日一日、過ぎてくのがとても早い。

自分が走ってるのか、もたっているのか。

どっちなのか?

どんだけ練習しても、

こればかりはなかなか克服できないから

自分のペース。マイペース。