空腹に不味物なし

【2021/1/28】

1月28日

 

朝には晴れ間も徐々に雲行き怪しく

空気一変して冷たい、午後から雨降り

時折ミゾレも混じり、寒さ厳しい一日。

 

朝一、スタジオ個人練。

最近作ったデモ音源に合わせ

弾いてみるスタイル、つまり同期。

 

こういうやり方も、、ありだな。

あり、だ。ん…?あれはなんだ?

メニューのどこに書いてあるんだ?

と、『孤独のグルメ』さながらに

脳内独り言を繰り返しながら、

一人低音を鳴らす。

 

2/10配信独演会、孤独のベース。

ご視聴よろしく。

 

 

昨日書いた『大杉栄評論集』

表紙の挿絵、味わいあり

 

カバー裏を見ると、

「カバーカット=望月桂の描いた大杉栄

(望月桂・大杉栄『漫文漫画』より)」

との記載。

 

望月桂。初耳。

月桂冠、みたいな名。

お酒、飲みたい。月。

 

調べてみると、

「もちづき かつら」

 

1887-1975

大正-昭和期の画家・漫画家

 

で、出てきた本が

『大正自由人物語ー望月桂とその周辺ー』

小松隆二著(岩波書店・1988年発行)

 

おもしろそう。。。

 

最安値だった、BOOK OFF静岡店出品のものを

ポチッとしたら、静岡から千葉へ

早々に、本日夕方ポストに届いた

このスピード感、なんという時代。

 

 

ネット上の画像にはなかった、帯ま

で付いて、その色合い&改行のタイ

ミングを全く考えていない、勢い先

行のコメント全てが、大正時代の自

由人スタイルを反映しているようで

そこも含めて100点満点。ナイス装

丁。

 

今からおおよそ100年前のお話。

まだ読み途中、時たま名言あり

そのひとつ。

 

望月桂が経営していた一膳飯屋「へちま」

店内にあった張り紙の文言。

 

「飯は腹のへつた者にのみ饗す。

空腹に不味物なし」

 

いつも心にユーモアを。