ちょっと目を離すと

【2021/2/27】

2月27日

 

晴れ。空気冷たい。

完全に冬の空気、指先ヒンヤリ。

 

昨晩、夢うつつ

外から猫の唸り声

近づいて遠ざかる

さかり、コレもまた春の兆しか。

 

ちょっと目を離したスキに

すぐ忍び込んでくる。

 

猫に、ご用心。

 

最近はそんな絵ばかり、描いてます。

 

 

二二六、実験

【2021/2/26】

2月26日

 

曇り。

気温下がり、冬。やっぱまだ。

三寒四温、言葉通り。

 

1936年、85年前の今日は

いわゆる歴史上とても有名な日で

その日は雪が降っていたらしい。

この冬、首都圏は雪(らしい雪は)降らず

降らなきゃ降らないで、案外物足りない。

 

戒厳令ならぬ、緊急事態宣言も

気持ちは徐々に緩みほころんで、春へ。

 

ドラマーの連ドラ出演に

歌うたい&ギター弾きの配信ライブと

楽しいことは、いくらでも転がっている。

 

昨日は同い年のベーシストと

ちょっくら会ってお話花咲き

春にでも一緒に何かしたいね

しようねしなきゃだね、笑い。

 

 

楽しいことは、いくらでも転がっている

じゃないな、作ってどんどん転がしてく

ほらほらそこに、あるよ誰か見つけてね

そういう役目エンタメ、ミュージシャン。

 

日々実験。実るも実らぬも、やるしかない

みんな頑張ってんなぁ、えらいエライ

 

何してんだコレ、なんかに繋がんのか

そんな毎日の連続でも、何かに繋がる

 

指先動かして、頭の先端まで刺激して。

 

 

気がつけば猫の頭ナデナデしてご機嫌。

 

明日には連ドラ出演の話が舞い込んでくるかも

いや別に、待ってはいない。

 

 

 

ミモザの花、猫の日。

【2021/2/22】

2月22日

 

何日か続いての、晴れ。

 

暖かかった昨日よりも

さらに気温上昇とのこと。

 

ミモザの花が

急激に開き始め

よくもこんなに

繊細な葉の緑と花の黄を

作り上げたものだなぁと、

その滑らかな木肌を眺め

独創力にあやかりたいぞ

と暫し愛でる。

 

 

絵描き、墨垂らし

ベース弾き、最近

思い出したように

アップライト弾き

チェロも忘れずに

何兎を追っているのか

逃して逃して逃さぬよう

一歩一歩、ミモザの花のように

細やかに、小さな開花を続ける。

 

束になってかかれば、

バカにならない、この黄の威力。

 

 

久しぶりに

エリス・レジーナのライブ盤

『TREM AZUL』聴いたら

コラムにも書いてたけど

(「ベーシストの名盤巡り 低音DO」掲載)

ルイザォン・マイアのプレベのスラップ

ンベンベと、くすぶる銃口のように凄絶

鬼気迫る、このライブ盤はホント

ドキュメンタリー、ルポルタージュ

あとがないんじゃ

 

それはそうとTVドラマ「24 JAPAN」

相変わらず観てますけども、

バンバン人が死に過ぎてて、

毎度、心の臓がバクバク

とりあえずドアの鍵閉めたか

確認したくなる、安全確認。

ネットのセキュリティーなんて

あってないようなものなんだろうなぁ

こわやこわや。

 

なんて物騒な話はあとにして

今日は2/22猫の日。

ひなたでゴロン、安心な場所。

 

心穏やかに、日々お過ごしください。

 

 

一年ぶりに、ワイワイと。

【2021/2/18】

2月18日

 

晴れ。寒さ戻る。

 

リハへ向かう道中

気温が表示されるポイント

本日9℃

昨日は14℃だった。記録。

 

車内では

バール・フィリップスを聴く。

 

Barre Phillips

 

度々このブログに出てくる名

コントラバスでソロ演奏の先駆

ジャズなのか、フリースタイル

 

 

ブオーべべべべ

ハヒンッバキバキ

キーーキリキリキリ

 

と、思いつく限りの

低音美音奇音狂音驚音

一体私は今

何を聴いているのだろう?

という気持ちにもなってくる

 

そんな音を浴びながら

今日は道が空いていた。

 

スタジオ前でぼんやりしてたら

真っ黒ボディーの見覚えあるやつ

 

こんにちは、鶴です

 

ということで、鶴の皆さん

同じ時間、同じ場所でリハ

 

そっか、2月の岐阜以来だから

会うのは、ちょうど一年ぶり

 

秋野くん、部屋飲み沈没して以来だね

なんて懐かしむこともなく

うおー!と感動して抱き合うでもなく

この間配信見たよー

てな調子で、立ち話少々。

 

神田くん&どんくんも元気そうで。

帰り際、チラとスタジオ覗いたら

メンバー三人でワイワイしてた。

 

 

帰りの車内では、

リハの音を聴き返しながら。

 

いつもより遅い時間のリハだったので

ちょうど帰宅渋滞の時間帯。

 

飲食店もチラホラと営業していて

イイなぁラーメン焼肉カレーに餃子

家路を急ぐ、徒歩 or 自転車の人人

 

のんびり車を走らせていたら

なんだかちょっと眠気押し寄せてきて

うーん、あとちょっとなのに

と、眠気覚ましにコヤマシュウさんに

合わせて一緒に熱唱してみたら

キーが高過ぎて卒倒しそうになった。

 

 

さて

いよいよ明日は、渋谷CLUB QUATTRO

 

ご来場の方は、体調整えて

配信の方は、ネット環境整えて

 

キーの高い歌声と

熱量高い演奏で

気持ち踊らせてください。

 

楽しみましょう。

 

 

 

 

 

Doubled Delivery

【2021/2/17】

2月17日

 

晴れ。風、強い。

 

所用があり、車を走らせる。

 

帰り際にふと、

あの曲って元々なんだっけ?

 

「独演会のテーマ」で

サンプリングした

CABARET VOLTAIRE

(キャバレー・ヴォルテール)の曲。

 

前にもチョロッと書いた記憶

(福島独演会を振り返るnoteにて)

 

ちゃんと曲を検索する、と

 

「Doubled Delivery」

(『1974-1976』収録)

 

 

 

という曲だった。

 

あぁ、これこれ。このビート。

ずっと聴いてたい。

 

5分40秒間ほど

延々とこの不穏過ぎるビートが続く。

 

飽きない。なんだろう、この気持ち悪さ。

どうやって作ってんだろか?

 

 

無機質 but 機械的でない、

どこか人間の臓器を通して響いてくるような

不思議な肉肉しさを感じるビートです。

 

と、前にnoteに書いていた。

そんな音。

 

 

何度か聴き返しながら

不穏な思考にとらわれていたら

ビーッと後ろからクラクション

 

右折信号が青になっていた。

 

 

 

おためし

【2021/2/15】

2月15日

 

爆弾低気圧、というものが

通っていったのか、朝から

雨、昼過ぎかなり大きな音

ザアザアと、のち止み晴れ

かと思ったら、また激しく

降ったり止んだり、のち虹。

 

 

ベース弾いたり、切った貼ったの

工作活動、not『24』的な穏やかなやつ

コラージュといえば、聞こえはいい

ちょいとお試し。

 

データ社会の時代に逆行する

一点もの、手作り。しかし、

まだお試し。試してばかり。

 

本をちょい読み、音楽ちょい聴き

最近GETしたiPadで絵をちょい描き。

 

描いては消し

消しては描き

 

ちょっとずつ要領を得

絵筆はタッチペン

これはこれで、創意工夫

また新しい、線を重ねて。

 

 

 

 

 

○ CIRCLE

【2021/2/12】

2月12日

 

晴れ。

 

朝、まだかなり寒い

午後、まあまあ暖か

 

目覚めととも

チック・コリア氏の訃報

ご冥福をお祈り致します。

 

リハへの車内は

マイルスのフィルモアライブを聴きながら。

 

『Miles Davis At Fillmore』

 

 

ジャケのデザイン含め、好きな一枚。

好きというか、たまに聴きたくなって

聴いてみて、宇宙を感じて

ポケーっとなる、気分を味わう。

 

ベースはデイヴ・ホランド

 

と来れば、鍵盤はチック・コリア

という場合が多い。

こちらでは、キース・ジャレットまでいて

鍵盤だけで銀河と銀河のぶつかり合い

みたいなとこある。

正直、何弾いてるかは、よく分からない。

 

チック・コリアと言えば、

デイヴ・ホランドもメンバーであった

「CIRCLE」の『Paris Concert』も好き。

 

 

サークル、という名前がイカす。円。○

正直、何弾いてるかは、よく分からない。

 

チック・コリアのイメージで浮かぶのが

『Now He Sings,Now He Sobs』のジャケ

この孤独さ、ちょっと近寄りがたい、孤高さ。

 

 

こちらのベースは、ミロスラフ・ヴィトゥス

 

皆さん、大変に饒舌でいらして、麗しゅうございます。

 

なんかいいんだよなぁ

と、ジャケを絵に描く

 

なかなか思ったように描けず

不要不急のイライラ募る、いかんいかん

 

極力シンプルにしたら、

イメージに近づけた。

 

ゴチャゴチャさせない、

ササッと描くのが、○。

 

 

 

 

 

 

弦冥利に尽きる

【2021/2/8】

2月8日

 

ガクリと気温下がるも、晴れ。

徐々に日差しも盛り返し、

さほど寒さは感じず。

 

午前中、バンドのセトリ会議。

オンライン。

ワンマン、対バン、有観客。

久々の地方公演。

イメージ膨らます。

 

午後、ひとりリハ。

 

ちょっとやりたいことが

とっ散らかっている。

まとめなキャ、いよいよ。

 

踊りながらベース弾いてたら

シールド踏んじゃって

差し込んでるジャック部分

ネジが取れてブッラーンってなってて

え、このタイミングで機材トラブル?

って一瞬焦りつつ、

スタジオに跪いてネジ探索

マジかマジか、あ、すぐ間近

転がってた、ホッ。ネジ止め。問題なし。

久々に溌剌と演奏したら、汗かいた。

いろんな意味で。

 

なんとなくなイラストから

ベース弦4兄弟が誕生

キャラ化すると、弾きながらも

今どんな気分かな、なんて考えてみたり。

 

スラップは弦にとっては泣き?

転じて、喜び、という可能性も。

 

どうぞ鳴らしたいように、

お好きなようにしてくだせえ。

 

弦冥利に尽きる演奏をしたいものです。

 

 

 

もっとスウィングするんだ

【2021/2/7】

2月7日

 

晴れ。暖か。

 

まだ二月であることを

忘れさせる、気が緩む。

 

二月恒例

友人一同、墓前に集い

しばしゲラゲラしながら

手を合わせる。

 

永池、なんか浪人生みたいだなぁ

というのが、大体毎年の一言目。

39にもなってなぁ、と年だけは重ねつつ。

 

 

 

 

一年ぶりに合わせる顔顔顔

まさかこんななぁと嘆息し

皆似たり寄ったりの近況を報告

ま、来年は飲みに行けっかなと

束の間立ち話の末あっさり解散。

 

行きも帰りも

なんとなくセロニアス・モンク

 

 

 

 

カランコロンと、音符を放り投げてくる

それを捕まえたり、見過ごしたりしながら

じゃあまぁ、また

そう言って別れた日の顔を思い返したり

こういう時に限って

信号は青ばかり続いて

もう少し赤で足止めしてくれないかなぁ

 

 

 

 

そんなことを思いながら

Straight, No Chaser

 

今より、もっともっとスウィングするんだ

 

グローブみたいな両手で鍵盤を叩きながら

モンクのピアノがそう語りかけてくるようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみなはれ

【2021/2/6】

2月6日

 

晴れ。

外は春のような陽気。

 

なんの悩みも抱えていなさそうな

あっけらかんとした

明るい日差しが照っている。

 

にも関わらず、

部屋にこもって

楽器を弾いて過ごしてしまう

日陰者。このままじゃ

いかんいかん、と昼

お好み焼きを焼く。

 

粉と水と卵を混ぜた

のっぺりネバっとしたアレは

いかにも能天気に

キャベツやらネギやらを飲み込んで

こんがり焼けた豚肉とか

仕上げにかけるソースにマヨネーズ

鰹節に青のりと、

全ては勢い任せ

ドバッとかけてしまえば

それらしく仕上がる

懐がデカい

まあるくおさめまっせ

な、食べ物ですね。

ごちそうさまでした。

 

夕方、久しぶりにチェロに触れたら

しまった、もっと早く手をつけておくべきだった

またどこかで出番作ろう

時間があるのか、ないのか?

 

 

やってみなはれ

みとくんなはれ

 

サントリーって、そういう成り立ち

でしたのね、あゝウィスキー飲みたい。

 

 

昨日に引き続き、

ベース弦4兄弟。

 

 

 

独演会では

1弦くん、かなり出番ありですけどね。

 

やってみなはれ

みとくんなはれ