ナガイケジョー
アフィルグ in Seoul , Korea
【2015/11/18】
15日 晴れ
朝7時半にロビー集合。
C君の運転でチェジュ空港へ。
今回はイースタージェットという航空会社で金浦へ飛ぶ。
10時ちょうど発の便。
荷物を預け、朝食は同行しているC君の会社の社長さん(以下、社長さんと呼ぶ)オススメのウニのスープ、「福」と書かれた器に入ったご飯とともに。
ワカメたっぷりウニ少なめのあっさり味で疲れた胃に優しい食事をいただいた。
ここでしかし、社長さん苦笑い。
飛行機が40分程遅れるという。
まぁまぁそれくらいは、とまだ皆んな余裕の表情。
手荷物検査を終え、各々搭乗口周辺でコーヒーをすすったりして時間を潰していると、若干慌て気味の日本人スタッフYさんが、使用機がまだ金浦を飛び立ってすらいないという情報を仕入れたらしく、案内ボードを見たらオヤオヤ、出発時間が12時半に。それすらも怪しい、と韓国事情に通じたYさんは電話を掛けたりで忙しそう。
ひょえ~と思いながらも突如懐へ飛び込んで来た時間を使ってブログを書いたり。
まぁ最悪ライブの時間までには着くだろう、と写真をまとめたり何なりしているうちに無事搭乗の時間。結局2時間45分くらい遅れたのかな。
ホテルを出てから7時間かけてようやく金浦空港へと辿り着いた。
スタッフの出迎えを受け、車でライブハウスへ。
昼食もホテルへのチェックインもあったもんじゃない、一目散に車を走らせる。
ソウルの街はやはり大都会。
そもそもソウルに行くよりも先にチェジュに行き、しかもライブまでやってるなんて輩はなかなかいないであろうとこの時初めて気が付いた。
さすが獣道の申し子。
ファンキーの神が付いている。
ライブハウスのあるホンデ地区は若者たちが集う今一番「ナウい」繁華街だとか。
さて本日の会場、Lezhincomics V-Hall。
地下3階へ降りるとスタッフさん数名が温かく迎えてくれた。
ホールはちょっと縦長の作り、後方は劇場のようにベンチ式のシートになっていて日本ではあまり見ない作り。
用意していただいていたお弁当を食べる。辛いのと辛くないのと2種類あったが自然に辛い方に手が伸びた。
体が求めるようになってきた。結果また汗をかいた。
リハーサル。
こちらも問題なくやりやすい。
音が気持ち良く響いている。
日本語が堪能なライブハウススタッフK女史の助けもあり、音響さんや照明さんとのコミュニケーションもスムースに。ほんとありがたい。
FUNKY4、スタンバイ中。
スルタン・オブ・ザ・ディスコの皆さん(以下スルタンと呼ぶ)にも改めてご挨拶。写真やライブ映像からは素顔が分からなかったが、皆ツヤッとしたかわいらしい顔をしていた。仲良くなれそうな予感がする。
本番直前。
いつものSEが鳴ると客席からは大歓声。
盛り上げ上手なソウルっ子たちが集まっているようだ。
(日本から駆け付けてくれたプラワン諸氏にも感謝します)
これはもうやってやるしかない。
さぁいきましょう、ホイサホイサ。(←これは日本語)
盛大な歓迎を受けて(ほんとカムサハムニダです)ライブは大盛況。
(自分で言うのもなんですが)
踊れる曲、騒げる曲で盛り上がるのはもちろん、「最終列車」のあとのドワ~っと地鳴りのように響いてきた拍手と歓声には、今まで味わったことがないような感動を覚えた。
言葉がわからなくても音から響いて伝わるものがやはりあるのだなぁ。
結果、ソウルっ子たちは出会ってものの数十分で直ちに人間やめてしまった。
ファンカリズモ的優等生。
アンコールでも一曲。
アイフィールグッド。
重ね重ねカムサハムニダ。
スルタンの熱気も凄かった。
そして聴こえてくる曲がどれもファンキー&メロウ。
さらに超キャッチーで、一曲始まる毎に皆「いいな~いいな~」と唸ってしまう。
ステージ袖からチラと見てみたら、皆いい顔をして踊っていた。
カラッとしているのだ。
ファンクであり、ディスコであり、そういったとかく汗っかきな方面へと向かいがちな音楽性でありながら、どこかピリッと肌を刺すような乾きが感じられるのは彼らが大陸の冷たい風の中でそのセンスを研ぎ澄ませてきた「韓流」が故であろうか。日本にはないサウンド、ポップセンス。要チェックやで!
と、休み休みここまで書いていたらもうすぐ家に着きそうです。
帰国してまず最初にしたことはコンビニでビールを買うことでした。
現在16日23時ちょうど。
ただいま日本。
これからもよろしくDOぞ。
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という書き掛けの文章を、17日の26時にアップ。
今日はリハした後にちょびっと個人練入って夜中に撮影。
小雨がぱらつく中、いい感じでした。
明日18日は横浜ワンマン。
EXTRAツアー初日。
何が出るかな?
ご期待ください。