赤みのかかった月が昇る時

【2020/4/9】

4月8日

 

晴れ。

昨日からさらに気温も上がり、春爛漫。

 

 

昼は冷たいそば。

 

デザイン仕事にちょろっと着手。

デキシード・ザ・エモンズ「 S,P&Y」聴きながら。

やっぱ名盤。

心がふわっと宙ぶらりんになりがちな時には

昔すり切れるほど聴いていた盤が、吉。安心感。

 

夕方、いつものコースを歩く。

 

 

小さな神社の横には、沖縄で言うところの御嶽のような

ガランと何もない、林というのか、木々の無垢な連なり

御神木もあり、妙に心救われる場所がありまして、

一歩足を踏み入れると、枯れた枝枝が、バキリ、バキリ

その響きと感触が、気持ちいい。バキリ、バキリ。

死んだ茶と生きる緑とのコントラストが、残酷でもなく

平然と肩を並べている様、これが日常の当たり前の風景。

 

 

 

近所の畑には、そら豆。人参の栽培も始まっていた。

 

 

西日がまぶしい。まぶしいと、くしゃみが出る。

マスクしてます。田舎道に、人影なし。安心感。

 

 

夜、昨日に続き、満月。スーパームーン、なの?

ちょっとピンク、なんて表現すれば、適切かな。

赤み、かな、赤みのかかった、、月が昇るとき。

あれ、これ、なんだっけ?ん。これで最後だと、

僕は聞かされる。世界の終わりが、そこで待ってると。

 

世界の終わり。ミッシェルガンエレファント。

 

 

って、縁起でもない。

でも、聴きたくなって。そんな夜さ。

 

そんな夜さ。

あれ、これ、なんだっけ?

何飲むんだっけ?ペプシ、じゃない、

ドクターペッパーじゃない、コーラ。

もう一度だけキスしてくれないか。

そんな夜さ。

 

Climax Night。Yogee New Waves。

 

 

音楽に浸っていると、誰にも会っていなくても

誰かに会って言葉を交わしているような気持ちになる。

 

日々の感情の端々から、思い浮かべる言葉やメロディーがあって

この曲に救われてるなぁ、なんてこと、今までにいくつでも。

 

あなたを包んでくれる音楽があるのなら、

今は思いきり、身を委ねてみる時なのかも、ね。

 

明日からもDOぞ、安全に。