そこに熱気あり

【2021/2/5】

2月5日

 

晴れ。日差し暖か。

 

読みかけの本をいくつか

猫のように日向の場所を選んで

パラパラと読み進める。

 

ジャンルや時代背景は違えど

共通するのは、みな熱気を帯びている

というところか。

 

そこにはどうしても

人と人との密なつながりや交わり

こすれあい、あってこその部分もあり

やはり今はちょっと異常事態なのだなぁ

と感じつつ、昼はパスタを茹でる。

 

午後、バンドのオンライン打ち合わせ。

 

今後のスケジュールのことや

ライブのセットリストなど。

 

今月来月その先と

ライブに向けての話ができるのは

気持ちも上がる。

 

自分の部屋の背景

その散らかり具合

打ち合わせをするたびに

片付けなきゃと思いつつ

毎度そのままにしてしまう。

 

夜、いくつか人の配信ライブの

アーカイブをチラチラ見返したりしながら

ベースを弾き始め

弦と指との密な接触に

結局弾き続けなければ

先には進めそうもないなぁ

と、ヒリヒリした指先を見つめ

 

自分の血が流れている、という文章に

今日そう言えば線引いたっけな

アレ、なんの話だったかな。

 

血が通っている音を鳴らさなきゃ

 

もう少し指先の血管を刺激したら

寝ることにしよう。

 

 

 

一晩寝かす。

【2021/2/4】

2月4日

 

晴れ。

 

昼頃から急に風強く

立春を過ぎ、空気にも変化あり。

 

一人リハ。

あれこれと、試す。

時間はすぐに過ぎていく。

 

スタジオで撮ってた映像を

試しに編集し始めたら

興が乗って、止まらず。

 

出来上がったの見て

うん、一晩寝かす。

 

で、もうすっかり夜。

時間はすぐに過ぎていく。

 

 

セロニアス・モンクを

ちょっと聴いたら、寝よう。

 

昨日、描いてた絵

一晩経って見たら

なんか奇妙な味があったので

色を付けてみた。

 

 

三日ぶりのビール、おいしい

を表現したかった絵、みたい。

 

 

 

ネタを仕込む。

【2021/2/3】

2月3日

 

晴れ。立春。

 

穏やかな日差し、気持ちよし。

 

 

二週間に一回

図書館へ本を返し&借りに。

割と水曜日の午前中、行きがち。

昔から図書館は好きで

地方でもたまに調べて行ってみたり。

 

午後、デモ音源に歌を入れてみる。

うーん、ここら辺の精度はなかなか

ジャッジ難しい、というか

目指してるラインがどこなのか

ひとまず、2/10独演会でちょい披露

可能そうなネタを、準備中。そして

今日も日が暮れる。

 

三日間の休肝を経て、夜、軽く一杯。

これくらいのペースが、健全なのか。

 

今日のイラストは、噺家さんの独演会風に

 

 

腹を抱えて笑えるような芸風ではないけども

とっぷりと低音に浸れる無観客配信ライブを

お届けします。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

2021.02.10(水)

「ナガイケジョー配信独演会『1JB for 20YEARS』 at Grapefruit Moon」

[会場] 三軒茶屋Grapefruit Moon

[出演] ナガイケジョー(SCOOBIE DO)

[時間] 配信START 18:00~

[料金] ¥2,000

■配信チケット購入URL:https://twitcasting.tv/c:grapefruitmoon/shopcart/48695

■応援投げ銭URL : https://grape-fruit-moon.stores.jp/

※GrapeFruitMoonオンラインストア内、投げ銭アイテムより

※投げ銭特典は後日発表

◎生配信の為、多少前後する可能性がございます。

◎チケットご購入のお客様は、アーカイブ映像の閲覧が可能となります。

期間は1週間(2/17(水))までの公開となります。

2/10(水)本番日終了後もご購入の方は視聴可能となります。

◎開催時またTICKET販売期間中は、応援投げ銭も受け付けます。

 

【ご注意】

◎本公演は無観客での配信ライブとなります。

◎当日、会場へのご来場・ご入場は不可となります。

◎新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑み、入り待ち・出待ち・会場外での待機は禁止とさせて頂きます。

 

 

鬼は外、墨は余白。

【2021/2/2】

2月2日

 

朝方、強い風&雨。

 

しかし、予報に従順な天気

後、すぐ止み、晴れて暖か。

気温上昇。着実に春へ一歩。

 

朝練、スタジオへ。

 

隣のダンス室も兼ねてる大きな部屋で

和太鼓グループが一心不乱のグルーヴ。

ドンドンカチカチ、トランスする鼓動。

 

こちらも負けじと(というわけではないが)

ファズ踏んでブイブイ鳴らしていたら

台上に置いてあった水筒やコーヒーカップが

次々落下。低音おそるべし。

 

午後、今年は2月2日が節分という稀有な年とのこと

墨で鬼を描いてみる。

 

 

顔面がでかくなり過ぎて

鬼なんだか何なのか正体不明。

 

描き直し。

 

 

次のが怖くなり過ぎたので

コミカル仕様なものも追加。

 

鬼は外。

悪事災難、逃れるように。

 

墨で描くの、難しい。

余白を残しとかないと、

ほんの一筆で、台無しに。

 

 

ちょっと、描き過ぎた。

 

ベースにも通ずるものあり。

省くこと。手を抜くこと。

 

毎度直面する壁。

 

その壁も、目に見えないからこそ

その存在を時に強烈に、主張してくるのです。

 

 

 

 

 

 

ブルーじゃなくてビリー

【2021/2/1】

2月1日

 

曇り、時折晴れ間。

空気の冷たさ緩む。

 

早いもので2月に突入

10日の配信独演会まで

残り僅か。

えいえい、指先に力入る。

 

ブルー・ミッチェル(トランペット)ではない

ビリー・ミッチェル(テナーサックス)という人

 

DJする時によくかけている

「Bossa Nova Ova」が入ってる

『A Little Juicy featuring Thad Jones』聴く。

 

針を落とすと

 

なんだいきなり

びっくりするじゃないか!

 

急に手を強く掴まれて

走り出される感じの、一曲目イントロ。

どんな気分の時も、連れ去られる。

目が覚める。

 

針飛びする箇所がいくつか。

そこも含めての、味わい。

 

こちらはサブスクには入ってないようで、

ビリー・ミッチェルで検索したら

 

『This Is Billy Mitchell』

 

 

こちらもナイス・ジャケ

ゆえに中身も良好。

 

そんな周辺のモノを聴いていたら

ホーンを吹いている人の絵を描きたくなり

あれ?トランペットにサックス、

これって実際、どんな作りなの?

と、その構造からして認識怪しいことに気付く

いかにモノをちゃんと見ていないか、観察力。

 

 

細部を端折ったイラストこそ

細部の流れがイメージできていないと

動きを描くのは難しいもの。

 

体をくねらせると、

一生懸命吹いている感じ増す。不思議。

 

けど、なかなかこんな人はいない。