ナガイケジョー
低音でもっと、踊らせて。
【2016/11/10】
11月9日
すでに冬の到来を思わせる空気の冷たさ。
今日は特に凍えている、世界が。
「ハートに火をつけて」
ドアーズを聴いています。
今年もあと二ヶ月弱。一年なんて、あっちゅーま。
本日は千葉ルックでビレッジマンズストアと対バン。
ツアー初日にお呼ばれ。
赤スーツがまぶしい。痛快なロックンロールショー。
「ロマンティックに火をつけて」
またひとつ暑苦しいライブバンドに出会えた。
ありがとう、ツアーいってらっしゃい。
というわけで久々のブログ更新。
前回は韓国へ行くところまででto be continued…
あれから既に一ヶ月。
ちょこちょこと書きかけだったものをこの際ドロドロと。
10月6日
夜の便で成田からインチョンへ。二ヶ月連続での韓国。
到着後、BGBGレコード熊社長らとともにサムギョプサルつつく。
既に冷えるソウルの夜、火を囲むくらいがちょうど良い。
☆7日昼に描いていたらしい猫イラスト
10月7日
ソウルのMUV HALLにて「MU:CON2016」出演。
アジア&世界各地から様々なジャンルのアーティストが集うイベント。
リハと本番の間の時間が長かったので、
Sultan Of The DiscoベースG君の紹介で
イデ地区にある本屋さん「チョウォン・ソジョム(草原本屋)」へ。
音楽関連の新刊図書や古本を扱うアットホームな雰囲気のお店。
店主のヘジンさんは私と同い年のかわいらしい女性で、
念願叶っての開業とのこと。末永く続いて欲しいお店。
軽く麺などいただいて夜、ライブ本番渾身の20分。
終演後、元ジャミロクワイの伝説的ベーシスト=スチュワート・ゼンダーに会う。
あまりに唐突&突然の流れでビックリ。
端正なお顔立ちは顕在。気さくなあんちゃん、乾杯。
10月8日
無事帰国。
その足で成田から一路福島県南相馬市へバンドワゴンを転がす。
夜、『世にも奇妙な物語』鑑賞。
ツアー中のホテルで一人見るもんじゃない、というくらい結構ハードに怖い。
酒飲んで寝る。
10月9日
去年に引き続き南相馬市「騎馬武者ロックフェス」出演。
雨の予報もなんとか天気もち、次第に晴れ間も。
またここで演奏できて良かった。
終演後、名残惜しくもまっすぐ帰京。
☆久々再会、locofrank 木下まー君と。
10月11~12日
山ごもり。
10月14日
下北沢シェルター25周年祭 w/NUBO
個人的に初めて入った「ライブハウス」(17歳くらいの時かな…)、
勝手な思い入れも強い。
ここでMAD3×ゆらゆら帝国(今思えばスゴイ企画!)、
今も毎年4月7日には必ず開催されている
Dr.Feelgoodリー・ブリロー追悼イベント、
ガレージ好き垂涎のお祭り「マーキービート」等
ちょっと普通では考えられない刺激的なイベントを
通常営業で見せつけてくれていたハコなのです、ココは。
25周年おめでとうございます。
NUBOは(京都でご一緒した時も思ったのですが)
みんなきれいな”ハ行”で気持ちよく笑う面々。笑
ライブハウスに生きるバンドのライブに間違いはないです。いい夜。
10月15日
筑波にあるJAXAに潜入。(一般公開されていたもので)
偶然通りかかった宇宙飛行士の若田光一さんと握手してもらう。
これをミーハーという。
一時、宇宙へと思いを馳せる。
10月16日
秋晴れ。里芋畑でつかまえて。
夜、騒音寺が千葉に来るというので
伝説のロックンロール箱としてお馴染み=LOOKへ。
ナベさんの低音シャウト「うーいぇー!」を浴びて
ロックンロール・エナジーを補給。
「星の降る夜」はホント名曲。
(酔いどれて歩いて帰る夜道に何度も背中を押してくれた曲!)
☆2017年1月3日「初詣は、騒音寺!」だそうです。@渋谷CLUB QUATTRO
以上、宣伝も兼ねて。
10月20日
クアトロマンスリー企画 w/ The Birthday
実はもう去年の年末くらいには決まっていた(と思う)対バンだったので
約一年近く、心の底から待ちに待っていた対バン。
そんな日ほどすぐ訪れてすぐ去って行ってしまう。
そして別にそれでいいとも思う。
アンコールでどちらか一曲、
とリクエストしていた「Ride on time」と「悪い夢」を
当日リハで「どっちもイケルよ」とのチバさんの一言で
「どーぞ、どーぞ!」とノリノリで二曲。
そして案の定、ライブは始まったらすぐ終わった。
いろんな思いがあるが、それらの一つ一つを解析して
片をつけてしまうとそこで何かが終わってしまいそうなので
漠然としたままにしておく。
たくさん飲んだ割りにちっとも酔っぱらわなかった。
10月21日
でも翌朝は軽く二日酔い。やっぱ飲んでた。
午後、ハルキくんとノンアルコール打ち上げをファミレスで。
10月22日
UNISON SQUARE GARDENの田淵君に誘われ
彼が参加している音楽制作チーム=Q-MHzのレコーディングに参加。
声優の小松未可子さんの曲でベースを弾く。
夏に同席した飲みの場で田淵君から
「ファンキーな曲作ったら弾いてくれますか?」
なんて話をしていた経緯もあり、律儀に声を掛けてくれたナイスガイ。
送られてきたデモが割と超絶で
「ひゅ~♪」と一瞬現実を逃避したくなりつつ
ショボン君のタイトなドラムと、
伊藤翼君の的確なアレンジメントにも助けられ
とても良いテイクが録れた。
リリースはまだ先のようなので詳細はまた忘れた頃に。
10月25日
歯医者からの眼科。メンテナンス。
夜、韓国のSULTAN OF THE DISCOが出演するイベントを観に渋谷へ。
「ORIENTAL DISCO EXPRESS」12/7に日本でもリリース!
楽しみなことになってきた。またの再会を約す。
のち、アナログフィッシュ下岡くんとちゃっかり飲み。
テレビでは日本シリーズ。
この時点ではてっきり広島が圧勝するものかと…
Tomorrow Is The Question.
それはオーネット・コールマン。わからないものです。
☆2006年の手帳に描いていたイラスト。本文と関係なし。
10月27日
夜、ライムスターとのニコ生配信。
都内某所のスタジオよりトーク&公開リハをお届け。
東名阪ツアー、今まで一緒に鳴らしてきた曲はもちろん
お初のコラボも聴けますよ。お見逃しなく。
10月31日
近所のスタジオで個人練。
ギターを弾いて歌ってみたり。
11月1日
夜、THE NEATBEATSのモンちゃんと
先日DJイベントでご一緒したDJのマイケルさんのお店、
渋谷は「TANGLE」へ。
ラママの裏手にあるイカしたロックバー。
イベントの際に私がかけたポール・サイモンの曲を
さりげなく流してくれる辺り、さすがだな~と感心しながら
んまい酒を数杯いただく。
11月2日
数日前にメンバーに送っていたデモ音源をもとに
ナガイケお初作曲ナンバーをバンドで合わせてみる。
化ける。ほほぅ…あとは歌詞かなぁ。
DOにか形にしたい。
11月3日
夜、みどりんと稲毛のバーで
二日後に迫ったセッションライブの打ち合わせ兼飲み会。
渋さ知らズのトロンボーンやっさんも合流して
やんや話しながらビールビールビール。
11月5日
昼、ドラムみどりん、トロンボーンやっさん、
ギター山之内俊夫さん、そしてベース私、
というお初メンバーでお初リハ。
時間短い。ちょっとずつ展開を確認しつつ
「まぁあとはノリで」。
で、夜22時から本番。
始まればこっちのもの。
ちょっとまた新たな世界が開けた感じ。
テキーラ案外飲めた。
11月7日
ライムスターと合同リハ。
リハの段階から粋なライムに聴き惚れてしまう。
説得力すごい。本番が楽しみ。
11月9日
で、今日。
先日のセッションライブ打ち合わせの際に、
「フィルモアのデイヴ・ホランドやばいよね」
って話題が出て以来、そこら辺を聴いている。
Dave Holland
いまも現役。
ベース・マガジンでのコラムでも紹介していますが
基本コントラバス奏者でありながら、
マイルスのバックではエレベ、
そしてなんとチェロの独演アルバムまで過去にリリースしていると言う
緻密にしてアバンギャルドなスピリットにあふれた偉大なベーシスト。
この人のコントラバス独演は悠然としていてステキです。
悠然と。
地に足をつけて。
この辺りが、日々の命題のように思える今日この頃。
一歩踏み出す足を受け止めるのが低音。
支え、押し上げ、力を与え。
そうであれば心強い。そうなれれば良い。
寒い寒い、凍えてしまいそうな夜に。
その低音でもっと、踊らせて。
Don’t think twice,it’s alright
【2016/10/14】
10月13日
ようやく秋になったかと思えば、
今日はもう初冬のような寒さ。
ボブ・ディランがノーベル文学賞をとった。
それみたことか、
と得意気に彼の詩世界を語れるほど彼を詳しく知らない。
夏の魔物のステージで、うつみようこさんが
「Blowin’ in the wind」を日本語で歌っていたことを思い出した。
ボガンボスの「トンネル抜けて」といい、
ようこさんはいつもステキな歌を教えてくれる。
いくつもの風が吹き抜けていき、あわただしく月日が流れている。
そのわりにブログの更新が滞っている。
缶ビールを片手に記憶をたぐり寄せる。
世界中の誰もがそうしているように、ボブ・ディランを聴いている。
9/17
中央道を走り、長野県飯田市へ。
夜。ちょうど祭り、花火が上がる。
酒の肴、こんにゃく、馬の「おたぐり」。郷土の味に触れる。
9/18
飯田市にて焼來肉ロックフェス。
アナログフィッシュの佐々木君&下岡君の故郷。
雨が降ったり止んだりの不安定な天気の中、
場内を包み込む焼肉の香ばしいフレーバーに心躍らせながら
市民会館のステージで踊る。
終演後、肉を焼いて喰う。うまい。
のち、福島県白河市に向けてバンドワゴン・ア・ゴーゴー。
なかなかに険しいファンキー獣道。
9/19
朝一で雨のグラウンドに立つ。
野球場。ステージの上。
風とロック、芋煮会。初出場。
ステージの上から踊らせる阿呆の音楽で
踊る阿呆 on the ground。
ありがとう、ステキな景色。
畠山美由紀さんのライブなど堪能し、
途中、芋煮などで腹を満たしつつ
夜は野球。
久々にキャッチボールをしてみると
体が感覚を覚えていることに驚いた。
幼い頃に体に叩き込まれた動作は今も顕在。
ただそれを披露する機会には恵まれず。
夜中の打ち上げにて。
酒を飲み交わしながら、勝手気ままな演奏会。
修羅場をくぐり抜けてきた猛者たちの腕と
なんか「もってる」感じと、ユーモアに感服。
日本酒がうまい。うまい酒は酔わない。今日は大丈夫。
それで幾度となく失敗してきてはいるのだが…
9/23
鴬谷でLucky Tapesのワンマンを見る。
お初のキネマ倶楽部。噂には聞いていたが、確かにステキ箱。
初々しくもグルーヴィーな演奏に酒も進む。
ダンスミュージックをいとも簡単に我がものにしている若者たちに
愛しさと若干の妬ましさと、心強さと。
この表現のオッサン臭さに我ながらため息が漏れる。
9/24
早朝に千葉を発って小田原へ。
電車で二時間半くらい。小旅行。
小田原アリーナ。蒲鉾ステージ。
昼前からブッ飛ばす。
午後、雨強まる。
9/25
福岡へひとっ飛び。
羽田でハナレグミ永積さん、福岡でシナロケ鮎川さんに会うという
縁起の良さ。MUSIC CITY TENJIN。お初。
市役所前の広場で開催されるフリーライブ。いい雰囲気。
低音が天神の街を震わす。快感。
終演後、藤原さくらさんのライブも堪能。
好きよ好きよ好きよ。大事なことは三回言う。
夜、また日本酒をいただく。幸せ。
9/26
朝、モビー氏のインスタグラムをぼんやり眺め
「打ち上げのあとモビー、ラーメン喰ったんかい、うへーマジかいな」
と呆れていたら、コメントに「メンバー四人で食べた」と書いてあって
自分の記憶のなさに呆れる。うへー。
そうなると無性にラーメンが食べたくなって
帰りの空港でラーメンを食べたら一口目で後悔した。
すんなり帰京。無事平穏。
9/28
夜、The Neatbeatsモンちゃん主催のDJイベントに再び。
渋谷OTO。いい音楽を大きな音で聴くのは精神衛生上好ましいこと。
終演後、どさくさにまぎれて雑誌の撮影に映り込む。
どんな仕上がりになっていることか…
9/30
青森へ。東北道を激走。
10/1
夏の魔物。10周年。
チャンプ・レコードと同い年。
初めて出演した時は夜中に東北道をひた走り、
まだ運転初心者だった私は、仙台手前のカーブで
渋滞の最後尾に突っ込みそうになり急ブレーキを踏んだ。
タイヤが焦げる匂い。足が震えたあの記憶は今も忘れない。
あれから10年。ゴールド免許。あざすざす。日々成長。
安定の出演者、バックステージも賑やか。
田島貴男さんの「接吻」、名曲。
トモフスキー氏の「我に帰るスキマを埋めろ」、名曲。
クリトリック・リス=スギムー氏の焼き飯の歌も秀逸でした。
また出たい。これからもよろしくお願いします。
10/2
八戸ROXX。
会場に着くと、店長のユキさんが「おかえりなさい」と迎えてくれた。
「ただいま」
そういう空気が流れているハコ。
ロックにも、帰ってくる場所があるのだ。
ワンマン。久々の曲も交えつつ、たっぷりと。
ここでしか味わえない、近さと鳴り。しっかり堪能。
10/3
八戸から東京へ。
この10年で一番うまくなったのは残念ながらベースではなく
ハイエースの運転だと言うことを思い知る。それはそれでいい。
10/4
山下達郎さん、新宿LOFT公演を観に行く。
ベースに伊藤広規さん、鍵盤に難波弘之さんというお馴染みのメンツ。
「この三人でならなんでもロックンロールになる」
という言葉通り、どこをとっても演奏はいかつく、歌はやさしく。
難しいものをやさしく、やさしいものを深く。
井上ひさしさんの言葉を思い出した。いいもん見た。
10/5
京都のファンクバンド=踊る!ディスコ室町の
リリースツアーファイナル公演にお呼ばれ。
O-NESTにてファンク合戦。踊れ踊れ。
最後に「やっぱ音楽は素晴らしい」をハンドマイクでラップ。
This Is 手持ち無沙汰。それはそれで気持ちいい。
10/6
韓国へ。
長くなりそうなので、つづきはまた後日。
さて、明日(日付変わって本日)14日は
下北沢shelter25周年祭り w/NUBO
あの階段を下りて、あの重たい扉を開いた時から
私の人生はロックンロールに染まってしまった。
DOしてくれんの?シェルターさん!
という最大限の敬意を込めて、
鳴らしましょう、踊りましょう。喜んで。
ベースの不良性
【2016/9/15】
9月14日
いつの間にか千葉は肌寒いくらいの夜。
チャールズ・ミンガスを聴いています。
今日は朝から一人「こだま」に揺られ、
各駅で次から次へと後続列車に追い抜かれていく様に妙な共感を覚えつつ、
薄曇りの曖昧な空の色をぼんやりと眺めながら
大阪での独演会2DAYSのことをアレコレ回想。
「ぼくはいつもぶれてる。」
という細野晴臣さん『分福茶釜』の書き出しがふと脳裏に。
振り子のようにあっち行ったりこっち行ったりしながら
自分の中の「真ん中」を見つけてく、という話。
「中庸」であることの難しさ。
”中庸、それ至れるかな”
孔子さんも仰っているお言葉です。
自分が独演会を通して表現したいことは何なのか、
改めてそんな「真ん中」を
二日間のアッチコッチを経ていま、見つめ直しています。
ご来場いただいた皆さま、
そして来られなくて残念、といってくださる皆さま
どうもありがとうございました。
お陰さまで二日間ともに楽しく演奏できました。
人がやらないことには誰もやらないだけの理由があって、
そこにあえて挑戦していくことってのはそれなりに大変なこと。
「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。
何が起きても誰のせいにも出来ないからね。」
というジブリ映画『耳をすませば』のお父さんのセリフが今、身にしみています。
とはいえ一度足を踏み入れてしまった世界。
二日間やってみて、これからも挑み甲斐のある一人旅だな、と改めて感じた次第。
自分が出会ってしまったベースに心踊り、踊らされている人生。
ご期待いただければ幸いです。
今週末からはまたバンドの方でフル稼働。野球もしなきゃ。
最後に、最近いいなぁと感じた名言をひとつ。
「世間でいう正しさとは違うことを堂々と演じて、
しかも自分を不良に見せないのが小説の不良性です。」(蓮實重彦氏)
不良への道は遠く、険しい。
当日のBGMや、カバー曲等に関して教えて欲しい
というお声もあったので、以下ここにその詳細を。
9/12(月)開場時BGM
Dave Holland『Emerald Tears』
☆ジャズベーシスト=デイヴ・ホランド氏の完全ウッドベース一本によるソロ作。
憧れの世界観です。
休憩時BGM
ハンモックス「ビンボーキング」「ウラハラ」「忘れちまえ」
☆私ナガイケが大学一年時に参加していたバンドの音源。
ライブも新宿URGA、下北沢屋根裏辺りで数本やってました。
9/13(火)開場時BGM
☆スクービー以外でベースを弾いた楽曲をまとめたもの。
20周年パンフレットにもこの辺の記載あります。
GALLOW「cherish」「never stop」「betrayed」「somerset」
タルトタタン「某ちゃん」「バーチャルディスコ」
野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ「コスモポリタン」「教えろ」
福原美穂「ライジング・ハート」
trunk「シアワセノカギ」「一歩」「ガーンとやってみよう」
休憩時BGM
☆中学~高校時、好きでよく聴いていたもの。
GLAY「SHUTTER SPEEDSのテーマ」
L’Arc~en~Ciel「HONEY」
Rage Against The Machine「Know Your Enemy」
Thee Michelle Gun Elephant「ハイ!チャイナ!」
Blankey Jet City「小さな恋のメロディ」
Number Girl「透明少女」
THE HIGH-LOWS「ダセー」
辺りが流れていたかと。
カバー曲
God Bless The Child / Eric Dolphy
埴生の宿(曲の合間に)
Smile / Nat King Cole
十五夜 / 浜田真理子
少年時代 / 井上陽水
Tonight You Belong To Me / Patience&Prudence
Candy Says / The Velvet Underground
トンネル抜けて / BO-GUMBOS
Keep Your Dream / Suicide
ろっかばいまいべいべ / 細野晴臣
世界の終わり / Thee Michelle Gun Elephant
上を向いて歩こう / 坂本九
Creep / Radiohead
夕焼けのメロディー / Scoobie Do
最後までのお目通し、ありがとうございました。
夏の思い出
【2016/9/7】
9月7日
静かな夜。
窓から吹き込む風がほんのちょびっとだけ
台風の接近を感じさせる。
夏が終わろうとしている。
林に飛び込んで木に登ったり、
沼に落ちたり、蛇をつかまえて帰ったり、
そんな幼少時代を過ごした千葉の田舎者ですので
今年の夏はそこら辺の感覚が呼び覚まされた。
笑うしかない
【2016/8/15】
8月15日
終戦記念日。正午に黙祷。
立ち止まって
じーっと目を瞑っていると
改めて1分間という時間の長さを思う。
たった1分の間に、いろんなことが起こる。
いろんなことができる。
時に、何かを失うことも。
オリンピックを見ていて。
1分にも満たない、たったの数秒のうちに
彼ら彼女らは走り、泳ぎ、跳躍し、
目まぐるしいラリーの山を築き、勝利し、敗北する。
あっさりと、あっけなく。息をのむ、速さで。
昨日すみだストリートジャズフェスティバルで
鈴木勲&赤斬月(スガダイロー×中村達也)の演奏を見ていて。
ジャズベーシスト鈴木勲さん=オマさんは事あるごとに
「速さが大事」なのだ、という。
相手の音を聴いてから反応していては遅い、
すぐに手が動いてなきゃイカンのよ、と。
百聞は一見にしかず。いや、一聴にしかず。
オマさんのベースは超人的に速く、
ダイローさんのピアノも超人的に速く、
達也さんのドラムも超人的に速かった。
速弾きというわけではなく、音が飛び込んでくるスピードが速い。
「おまえはもう死んでいる…」ってやつ。マンガみたいなやつ。
笑っちゃって、最終的に泣けてくるやつ。
いいライブは人の心を動かしますね。
酔いました。
磨かれてきた音を、届けたい。あたしも。
「だってもうあと2分ですべては砂だ」
ミッシェル・ガン・エレファント「笑うしかない」。
こちらは2分、でしたね。
Body and Soul
【2016/8/11】
8月10日 晴れ
墓を参る。
線香から立ち上る煙が
懐かしむようにこちらの肌に触れてくると
早々にこの場を立ち去るのが惜しい気持ちになる。
この場所が好きだ。
この墓石の前が。
なぜキミは逝ってしまったのか。
「って、いまさらオマエそれはだな…」
と、
鳴き狂う蝉になって
耳元で羽音を鳴らす蚊になって
夕方五時のチャイムに遠吠えする犬になって
風にささやく木々の葉になって
沈む夕日が描く墓石の影になって
どこかにキミからの合図があるような気になって
ボクは身動きもできずにただぼんやりと佇んでいる。
あれからもう13年の月日が流れて
何度もここで立ち止まってきたけれど
今日もまたなんとか報告することができました。
オレはまだ音楽をやってんだぜ、と。
真夏の夕暮れに、響き渡る静寂。
Silence is a rhythm, too…
帰路に急に聴きたくなった
Billie Holiday『Body and Soul』
Barney KesselのギターとRed Mitchellのベース、
メロウ過ぎて泣けました。
弾く音の数は、ちょっとでいい。
Are you experienced?
【2016/8/9】
8月9日 晴れ
猛暑日。空が青い。
地面にポコポコとあいた穴、
生け垣の葉の裏にしがみついたままの抜け殻、
呼応し合うようにあちらこちらから響く蝉の声。
生まれてから死ぬまでの短い生命の中で
彼らは一体いくつの経験をするのだろう。
今朝羽化したばかりのあの若い蝉は、
人影を感じて羽ばたいた瞬間に飛び出した
初めてのオシッコに感動しているかもしれない。
だとしたら、ひっかけられても文句は言いますまい。(イヤだけど…)
経験すること。
0と1とでは大違い。
たった一回経験してみるだけで
それまでの不安や迷いが嘘のように払拭されてしまうことがある。
あるいは、見える世界が一気に変わる。
視点が多角的に広がっていく。
今年は初めての経験が多い夏。
和太鼓と共演したり、
(オットコマエなタイコニスト=TAKUYA君)
マツキタイジロウ氏の初プロデュースRECに参加したり、
(ドラムのサウンドチェックをする鍵盤奏者=gomesさん)
セミナーで先生になってみたり、
(レポはこちら→http://mesar-music.com/blog/)
ベースで弾き語りをしたり。
(レポはこちら→http://ameblo.jp/fab-53/)
フェスの大きなステージに立って
たくさんの人の前で演奏することもひとつの経験。
たった一人で上がるステージの前に
緊張しまくってアワアワすることもひとつの経験。
終わってしまえば、
もう少しこうしたかったなぁ
ああしておけばもっと良かったなぁ
次はそうしてみよう、と
早速イメージが膨らみ始める。
経験すること。
誰だってはじめは
水に顔をつけるのも怖かったのだから。
もっともっと
いろんなとこ行って
いろんな人に会って
いろんなこと、経験しましょ。
とっとことっとこ
【2016/6/30】
6月30日
窓から吹き込む夜風はまだ涼しい。
近くに遠くに虫の声、走り去る車の音。
体をくねらせながら眠るネコが
時折口をペチャクチャと動かしている。
夢の中でごちそうさま。
ツアーファイナルを終えてから早三週間近くが経ち、
何かをしているようで何もしていないような、
けれども何もしていないと言うほど何もしてなくはない日々を過ごしています。
つまり何かしているのです。生きている以上。
ベースを弾いたり
ギターを弾いたり
ドラムを叩いたり
レコードを聴いたり
ライブを観に行ったり
本を読んだり
久しぶりの人に会ったり
酒を飲んだり
月を眺めたり
火を焚いたり
水を撒いたり
木に登ったり(嘘)
金を払ったり
土に触れたり
日本のこれからに思いを馳せてみたり。
そうこうしているうちに
時間はとっとこ過ぎていく。
とっとことっとことっとことっとこ。
(親戚の集いにて発掘されたお写真。33年前の私)
7月半ばからはまたライブがたくさん。
個人的なものも、
和太鼓の方(TAKUYAさん)とご一緒したり
ベーシスト弾き語りという企画モノに参加したり
また新たな扉をコンコンとノックするライブになりそうです。
準備、準備。
(アナログフィッシュ晃くんのアコギをつまびく筆者)
気持ちの良い夜風を浴びながら。
でも寝る時にはちゃんと閉めましょうね。
気分はとってもロックじゃないか
【2016/6/9】
6月9日 未明
北海DOから帰ってみれば
関東は梅雨入り、アジサイの季節。
フレデリックとの北海DO 3公演。
音楽で踊らせたい、自分たちが一番かっこいいと信じるやり方で。
そのための努力と工夫は怠らない、というまっすぐな姿勢にシビレた。
札幌、旭川、そして帯広とバンドの様々な側面を見せてくれて
すっかり魅せられてしまいました。
個人的には新曲『オンリーワンダー』や代表曲『オドループ』はもちろん
超絶ディスコアレンジにチューンアップされていた
『ディスコプール』がヒット。惚れてまいます、また絶対一緒に!
たのしい三日間でした。ありがとう、フレデリック。
行き帰りの船旅はもちろん、
移動日にもラーメン食べたりDO物園行ってみたり友達と飲んだり、充実。
やっぱ好きです北海DO。
好き過ぎて今年は誕生日にまでオジャマします。
12/3@札幌ペニーレーン24。よろしくDOぞ。
さて、ツアーもいよいよ東京渋谷2DAYSを残すのみ。
ここまでの三ヶ月半で培ってきたもの全部をこの二日間にぶつけます。
もう今ツアー体験済みの方も、未体験の方も奮ってご参加ください!
この日に発表する情報もありますよ。
あとフェリーの上でゴロゴロしてた時に告知されたライブ情報を改めて。
8/2(火)に渋谷7th Floorで開催される
「日常音活 vol.39~ベーシスト弾き語り第2弾~」
なるものに私ナガイケ、出演することになりました。
共演は鶴の神田くん、UNCHAINの谷くん、バックドロップシンデレラのアサヒキャナコさん。
その名の通り、ベーシストが弾き語りをするというのがコンセプトのイベント。
てっきり皆ベースを弾きながら歌うものと思い込んでいたのですが、
形態はどのようなものでも良いらしく…
ただ今のところせっかく独演会の経験もございますので
あたくしはベース一本で挑もうかとチラホラとネタを考案中。
無謀でもイイ。おもしろい道を選びます。
7/2から7th Floorにて電話予約(!)が始まるらしいので、
真夏の夜の低音夢(?)を味わいに是非足をお運びいただけますと幸いです。
最後に今日の一曲
Bob Dylan「Don’t think twice,it’s all right」
過ぎたことは考えない。
いつだって次の自分に期待しましょう。
次回ベーマガコラムのテーマにもなっています。
それでは渋谷ファイナルでお会いしましょう!
この人、バカなのかも?
【2016/5/28】
5月28日
大阪に来ています。
ツアーも残り7本。
大阪、名古屋、札幌、旭川、帯広、そして渋谷2DAYS。
2月末から始まった今ツアー。
その間にも季節は移ろい、演奏の色合いも刻々と変化。
その日にしか鳴らせない音が響いているのがライブハウス。
毎回同じようにできる人がプロフェッショナルだとしたら
変わっていっちゃう僕ら全然アマチュア。
とはいえ、アマチュアリズムの精神こそ大切なのだ!
と説いた思想家先生もかつていらっしゃいましたので
(林達夫さんの本にそんな記載があったような)
日々沸き起こる自分内部の感情&感性をしっかりと受け止めながら
(ドラマ『重版出来』にそんなセリフがあったような)
まっすぐ音を鳴らしましょうインダハウス。
「創作のコツは表現する事柄を心からおもしろがること」
最近読んだ俳優・山﨑努さんの著書
『柔らかな犀の角ー山﨑努の読書日記ー』(文藝春秋)
の中の一節。
賛成。
引用ついでにもひとつ。
—
「この人、バカなのかも?」
僕は演技でこれをやりたくてーやってきた。
—
と前置きしつつ
—
この人バカなんだ、と無視されては元も子もない、バカなのかも? がミソなので、その按排が厄介、綱渡りなのだ。
—
ふふふ…となりました。
名優さん、さすがです。
楽しみましょう、まずは本日大阪&明日名古屋。
ライブハウスでお待ちしています。



















































































