ナガイケジョー
平常心是DO
【2017/5/26】
5月26日
晴れ。大阪の朝。
いつもふらりと行ってしまう、うどん屋。
街中の、立食いの。おばちゃんが作る、うどん。なごむ。
というわけで、昨日大阪。
朝、千葉ー東京、ラッシュアワー。満員電車でもみくちゃ。
皆さんおつかれさまです。スーツケース挟まれて浮いてた。
一路、バンドワゴンは大阪梅田Shangri-laへ。
お久しぶり、いつ以来かな。
いつ見てもあのシャンデリアと赤いカーテン(緞帳?)、すてき。
あの赤にインスパイアされたのか、
普段飲むことのないコーラを、久々に飲んでみた。おいしい。
ツアー「ファンキ”S”ト・アンサンブル」大阪公演。
こんなにやりやすかったっけ?
というくらい音の鳴り具合よく
力の抜け具合よく、客席の”いい顔”具合もよく。楽しく。
調子がいい時は、案外冷静。
ゆったりと呼吸できてる時。
平常心、是、道。
びょうじょうしん、これ、どう。
DO。
ありがとう、次回は明日27日名古屋。
最近、読んでいるもの。
徳川夢声『夢声戦争日記 抄ー敗戦の記』
高見順『敗戦日記』
特別な理由があるわけでもなく、1945年頃の日記を二作。
戦時中の生活の様子、心の状態。
案外のんきだったり、淡々と他人事のようだったり、
でも時に自分を奮い立たせるような葛藤があったり。
とはいえ、
平常心とはそもそもほど遠い過酷さ、なのでしょう。
できれば生涯に味わいたくはない、
未来にも味わってもらいたくない。
「何に支えられて菊五郎は踊っているのだろう。
いや、なんにも支えられてはいないのだ。そう思いついた。…
芸とはかくの如きものなのだ。空しいところに芸はある。
…
だが、書け、病いのごとく書け。
菊五郎の踊りを見て、心に誓ったことは、
かくのごとく、業のごとくに書け。」
(高見順『敗戦日記』より)
祈、平和。
ゆったりと呼吸できる日々を。