ミモザの花、猫の日。

【2021/2/22】

2月22日

 

何日か続いての、晴れ。

 

暖かかった昨日よりも

さらに気温上昇とのこと。

 

ミモザの花が

急激に開き始め

よくもこんなに

繊細な葉の緑と花の黄を

作り上げたものだなぁと、

その滑らかな木肌を眺め

独創力にあやかりたいぞ

と暫し愛でる。

 

 

絵描き、墨垂らし

ベース弾き、最近

思い出したように

アップライト弾き

チェロも忘れずに

何兎を追っているのか

逃して逃して逃さぬよう

一歩一歩、ミモザの花のように

細やかに、小さな開花を続ける。

 

束になってかかれば、

バカにならない、この黄の威力。

 

 

久しぶりに

エリス・レジーナのライブ盤

『TREM AZUL』聴いたら

コラムにも書いてたけど

(「ベーシストの名盤巡り 低音DO」掲載)

ルイザォン・マイアのプレベのスラップ

ンベンベと、くすぶる銃口のように凄絶

鬼気迫る、このライブ盤はホント

ドキュメンタリー、ルポルタージュ

あとがないんじゃ

 

それはそうとTVドラマ「24 JAPAN」

相変わらず観てますけども、

バンバン人が死に過ぎてて、

毎度、心の臓がバクバク

とりあえずドアの鍵閉めたか

確認したくなる、安全確認。

ネットのセキュリティーなんて

あってないようなものなんだろうなぁ

こわやこわや。

 

なんて物騒な話はあとにして

今日は2/22猫の日。

ひなたでゴロン、安心な場所。

 

心穏やかに、日々お過ごしください。

 

 

一年ぶりに、ワイワイと。

【2021/2/18】

2月18日

 

晴れ。寒さ戻る。

 

リハへ向かう道中

気温が表示されるポイント

本日9℃

昨日は14℃だった。記録。

 

車内では

バール・フィリップスを聴く。

 

Barre Phillips

 

度々このブログに出てくる名

コントラバスでソロ演奏の先駆

ジャズなのか、フリースタイル

 

 

ブオーべべべべ

ハヒンッバキバキ

キーーキリキリキリ

 

と、思いつく限りの

低音美音奇音狂音驚音

一体私は今

何を聴いているのだろう?

という気持ちにもなってくる

 

そんな音を浴びながら

今日は道が空いていた。

 

スタジオ前でぼんやりしてたら

真っ黒ボディーの見覚えあるやつ

 

こんにちは、鶴です

 

ということで、鶴の皆さん

同じ時間、同じ場所でリハ

 

そっか、2月の岐阜以来だから

会うのは、ちょうど一年ぶり

 

秋野くん、部屋飲み沈没して以来だね

なんて懐かしむこともなく

うおー!と感動して抱き合うでもなく

この間配信見たよー

てな調子で、立ち話少々。

 

神田くん&どんくんも元気そうで。

帰り際、チラとスタジオ覗いたら

メンバー三人でワイワイしてた。

 

 

帰りの車内では、

リハの音を聴き返しながら。

 

いつもより遅い時間のリハだったので

ちょうど帰宅渋滞の時間帯。

 

飲食店もチラホラと営業していて

イイなぁラーメン焼肉カレーに餃子

家路を急ぐ、徒歩 or 自転車の人人

 

のんびり車を走らせていたら

なんだかちょっと眠気押し寄せてきて

うーん、あとちょっとなのに

と、眠気覚ましにコヤマシュウさんに

合わせて一緒に熱唱してみたら

キーが高過ぎて卒倒しそうになった。

 

 

さて

いよいよ明日は、渋谷CLUB QUATTRO

 

ご来場の方は、体調整えて

配信の方は、ネット環境整えて

 

キーの高い歌声と

熱量高い演奏で

気持ち踊らせてください。

 

楽しみましょう。

 

 

 

 

 

Doubled Delivery

【2021/2/17】

2月17日

 

晴れ。風、強い。

 

所用があり、車を走らせる。

 

帰り際にふと、

あの曲って元々なんだっけ?

 

「独演会のテーマ」で

サンプリングした

CABARET VOLTAIRE

(キャバレー・ヴォルテール)の曲。

 

前にもチョロッと書いた記憶

(福島独演会を振り返るnoteにて)

 

ちゃんと曲を検索する、と

 

「Doubled Delivery」

(『1974-1976』収録)

 

 

 

という曲だった。

 

あぁ、これこれ。このビート。

ずっと聴いてたい。

 

5分40秒間ほど

延々とこの不穏過ぎるビートが続く。

 

飽きない。なんだろう、この気持ち悪さ。

どうやって作ってんだろか?

 

 

無機質 but 機械的でない、

どこか人間の臓器を通して響いてくるような

不思議な肉肉しさを感じるビートです。

 

と、前にnoteに書いていた。

そんな音。

 

 

何度か聴き返しながら

不穏な思考にとらわれていたら

ビーッと後ろからクラクション

 

右折信号が青になっていた。

 

 

 

おためし

【2021/2/15】

2月15日

 

爆弾低気圧、というものが

通っていったのか、朝から

雨、昼過ぎかなり大きな音

ザアザアと、のち止み晴れ

かと思ったら、また激しく

降ったり止んだり、のち虹。

 

 

ベース弾いたり、切った貼ったの

工作活動、not『24』的な穏やかなやつ

コラージュといえば、聞こえはいい

ちょいとお試し。

 

データ社会の時代に逆行する

一点もの、手作り。しかし、

まだお試し。試してばかり。

 

本をちょい読み、音楽ちょい聴き

最近GETしたiPadで絵をちょい描き。

 

描いては消し

消しては描き

 

ちょっとずつ要領を得

絵筆はタッチペン

これはこれで、創意工夫

また新しい、線を重ねて。

 

 

 

 

 

○ CIRCLE

【2021/2/12】

2月12日

 

晴れ。

 

朝、まだかなり寒い

午後、まあまあ暖か

 

目覚めととも

チック・コリア氏の訃報

ご冥福をお祈り致します。

 

リハへの車内は

マイルスのフィルモアライブを聴きながら。

 

『Miles Davis At Fillmore』

 

 

ジャケのデザイン含め、好きな一枚。

好きというか、たまに聴きたくなって

聴いてみて、宇宙を感じて

ポケーっとなる、気分を味わう。

 

ベースはデイヴ・ホランド

 

と来れば、鍵盤はチック・コリア

という場合が多い。

こちらでは、キース・ジャレットまでいて

鍵盤だけで銀河と銀河のぶつかり合い

みたいなとこある。

正直、何弾いてるかは、よく分からない。

 

チック・コリアと言えば、

デイヴ・ホランドもメンバーであった

「CIRCLE」の『Paris Concert』も好き。

 

 

サークル、という名前がイカす。円。○

正直、何弾いてるかは、よく分からない。

 

チック・コリアのイメージで浮かぶのが

『Now He Sings,Now He Sobs』のジャケ

この孤独さ、ちょっと近寄りがたい、孤高さ。

 

 

こちらのベースは、ミロスラフ・ヴィトゥス

 

皆さん、大変に饒舌でいらして、麗しゅうございます。

 

なんかいいんだよなぁ

と、ジャケを絵に描く

 

なかなか思ったように描けず

不要不急のイライラ募る、いかんいかん

 

極力シンプルにしたら、

イメージに近づけた。

 

ゴチャゴチャさせない、

ササッと描くのが、○。

 

 

 

 

 

 

弦冥利に尽きる

【2021/2/8】

2月8日

 

ガクリと気温下がるも、晴れ。

徐々に日差しも盛り返し、

さほど寒さは感じず。

 

午前中、バンドのセトリ会議。

オンライン。

ワンマン、対バン、有観客。

久々の地方公演。

イメージ膨らます。

 

午後、ひとりリハ。

 

ちょっとやりたいことが

とっ散らかっている。

まとめなキャ、いよいよ。

 

踊りながらベース弾いてたら

シールド踏んじゃって

差し込んでるジャック部分

ネジが取れてブッラーンってなってて

え、このタイミングで機材トラブル?

って一瞬焦りつつ、

スタジオに跪いてネジ探索

マジかマジか、あ、すぐ間近

転がってた、ホッ。ネジ止め。問題なし。

久々に溌剌と演奏したら、汗かいた。

いろんな意味で。

 

なんとなくなイラストから

ベース弦4兄弟が誕生

キャラ化すると、弾きながらも

今どんな気分かな、なんて考えてみたり。

 

スラップは弦にとっては泣き?

転じて、喜び、という可能性も。

 

どうぞ鳴らしたいように、

お好きなようにしてくだせえ。

 

弦冥利に尽きる演奏をしたいものです。

 

 

 

もっとスウィングするんだ

【2021/2/7】

2月7日

 

晴れ。暖か。

 

まだ二月であることを

忘れさせる、気が緩む。

 

二月恒例

友人一同、墓前に集い

しばしゲラゲラしながら

手を合わせる。

 

永池、なんか浪人生みたいだなぁ

というのが、大体毎年の一言目。

39にもなってなぁ、と年だけは重ねつつ。

 

 

 

 

一年ぶりに合わせる顔顔顔

まさかこんななぁと嘆息し

皆似たり寄ったりの近況を報告

ま、来年は飲みに行けっかなと

束の間立ち話の末あっさり解散。

 

行きも帰りも

なんとなくセロニアス・モンク

 

 

 

 

カランコロンと、音符を放り投げてくる

それを捕まえたり、見過ごしたりしながら

じゃあまぁ、また

そう言って別れた日の顔を思い返したり

こういう時に限って

信号は青ばかり続いて

もう少し赤で足止めしてくれないかなぁ

 

 

 

 

そんなことを思いながら

Straight, No Chaser

 

今より、もっともっとスウィングするんだ

 

グローブみたいな両手で鍵盤を叩きながら

モンクのピアノがそう語りかけてくるようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

やってみなはれ

【2021/2/6】

2月6日

 

晴れ。

外は春のような陽気。

 

なんの悩みも抱えていなさそうな

あっけらかんとした

明るい日差しが照っている。

 

にも関わらず、

部屋にこもって

楽器を弾いて過ごしてしまう

日陰者。このままじゃ

いかんいかん、と昼

お好み焼きを焼く。

 

粉と水と卵を混ぜた

のっぺりネバっとしたアレは

いかにも能天気に

キャベツやらネギやらを飲み込んで

こんがり焼けた豚肉とか

仕上げにかけるソースにマヨネーズ

鰹節に青のりと、

全ては勢い任せ

ドバッとかけてしまえば

それらしく仕上がる

懐がデカい

まあるくおさめまっせ

な、食べ物ですね。

ごちそうさまでした。

 

夕方、久しぶりにチェロに触れたら

しまった、もっと早く手をつけておくべきだった

またどこかで出番作ろう

時間があるのか、ないのか?

 

 

やってみなはれ

みとくんなはれ

 

サントリーって、そういう成り立ち

でしたのね、あゝウィスキー飲みたい。

 

 

昨日に引き続き、

ベース弦4兄弟。

 

 

 

独演会では

1弦くん、かなり出番ありですけどね。

 

やってみなはれ

みとくんなはれ

 

 

そこに熱気あり

【2021/2/5】

2月5日

 

晴れ。日差し暖か。

 

読みかけの本をいくつか

猫のように日向の場所を選んで

パラパラと読み進める。

 

ジャンルや時代背景は違えど

共通するのは、みな熱気を帯びている

というところか。

 

そこにはどうしても

人と人との密なつながりや交わり

こすれあい、あってこその部分もあり

やはり今はちょっと異常事態なのだなぁ

と感じつつ、昼はパスタを茹でる。

 

午後、バンドのオンライン打ち合わせ。

 

今後のスケジュールのことや

ライブのセットリストなど。

 

今月来月その先と

ライブに向けての話ができるのは

気持ちも上がる。

 

自分の部屋の背景

その散らかり具合

打ち合わせをするたびに

片付けなきゃと思いつつ

毎度そのままにしてしまう。

 

夜、いくつか人の配信ライブの

アーカイブをチラチラ見返したりしながら

ベースを弾き始め

弦と指との密な接触に

結局弾き続けなければ

先には進めそうもないなぁ

と、ヒリヒリした指先を見つめ

 

自分の血が流れている、という文章に

今日そう言えば線引いたっけな

アレ、なんの話だったかな。

 

血が通っている音を鳴らさなきゃ

 

もう少し指先の血管を刺激したら

寝ることにしよう。

 

 

 

一晩寝かす。

【2021/2/4】

2月4日

 

晴れ。

 

昼頃から急に風強く

立春を過ぎ、空気にも変化あり。

 

一人リハ。

あれこれと、試す。

時間はすぐに過ぎていく。

 

スタジオで撮ってた映像を

試しに編集し始めたら

興が乗って、止まらず。

 

出来上がったの見て

うん、一晩寝かす。

 

で、もうすっかり夜。

時間はすぐに過ぎていく。

 

 

セロニアス・モンクを

ちょっと聴いたら、寝よう。

 

昨日、描いてた絵

一晩経って見たら

なんか奇妙な味があったので

色を付けてみた。

 

 

三日ぶりのビール、おいしい

を表現したかった絵、みたい。