魔物の棲家、アンドDJを振り返る

【2019/9/28】

9月28日

 

晴天、気候も徐々に秋めく。気持ちよし。

 

 

「夏の魔物 2019 in SAITAMA」

埼玉は東武動物公園にて開催。

 

2006年夏、青森はつがる地球村で初開催された夏の魔物、

CHAMP RECORDS創設の夏。

まだ運転歴の浅い私、東北DOを緊張気味に夜走り。

朝一で会場到着、スタッフさんもまばら。晴天(だった記憶)

予測不能な一日が、フェスが、ここから始まる空気感(実際色々あった)

 

それから幾度となく出演してきた夏の魔物、

ウィキ情報によると(調べました)

2006 お初。

2007(東北道大渋滞に巻き込まれbonobosと出演順を入れ替えてもらう)

2008(この年だけ青森県営スケート場にて開催)

2010、2011(地球村に戻る)

2012(会場が夜越山スキー場になる)

この年はタルトタタンのサポートも務める。

同じくサポートでギターは田渕ひさ子さん、

真夜中、白い息を吐きながら(寒かった!)

ブッチャーズのステージを観たなぁ(カッコよかった!)

で、少し間が空いて、2016も夜越山。

2017は川崎扇島、

そして2018はお台場。

 

というわけで、今年で10回目の出演でした。

 

このフェスを通じて青森との縁が深まったことは言わずもがな、

ステージと時間は空けとくから、ここで最大限ROCKしてみろ

という塩梅で、鍛えられてきましたね。ロケンロー、魔物棲家。

(今日は一人会場にイン。東武動物公園東ゲートを通過時、

関係者受付で名乗り出ると「あ、ロックの方ですね」とおばさま)

ロック方面、おかげさまで長いこと。踏ん張れ、やれやれ。

 

ハートフルガーデンでフルに25分、渾身のロックンロール。

ご来場サンクスでした、お次はDO出るのか、

夏の魔物、来年以降も楽しませてください。

 

そのまま本日は中津川まで走り、つつがなく到着。

中津川THE SOLAR BUDOKANのことはまた明日以降に。

 

ここで。

 

昨日渋谷hotel koe tokyoでのDJイベントにて

かけた曲(の中で、ちょいちょい問い合わせあったもの)

をいくつかご紹介。

 

まず概要をば。

THE NEATBEATSのモンちゃん&

THE BAWDIESのROYくんとの三者DJ大会。

昨年に引き続き、今年も晴れて開催。渋谷のDO真ん中だよ。

 

The Blackbyrds「Flying High」

 

 

最近、下北沢のdisk unionにてゲットした7インチ。

ジャズ・トランペット奏者=ドナルド・バード(Donald Byrd)

彼の門下生によるユニットが“ The Blackbyrds”だということ。

若者(おそらく)ならではの冒険的な溌剌さを感じます、高い高い。

 

三年くらい前に、千葉で繰り広げられたジャムセッションの際に

彼らの「Fancy Free」という曲を知り、アラいいですね、と。

落ち着かない、ギリギリのラインが良いのよね。ステキです。

 

 

同じく7インチのもの。

 

The Next Movementというグループの「You’re The One」。

 

 

1980年、私が生まれる一年前。古いね。

途中聴かれる、Mutronかな、ベースシンセのサウンドが気持ち良い。

The Rootsにも「The Next Movement」って曲ありますけど、

全くの別物ですよって。ご注意&ご注目ください。

 

 

Hermeto Pascoal「Chorinho Para Ele」

 

 

ブラジルの奇才 of 奇才。エルメート・パスコアール。

この曲、メルヘンというか、可愛らしい曲で好きです、

と言いつつ、最終的にリズムが倍の倍になっていく、

パスコアールあるある、DJ泣かせ、全オレが泣いた。

 

 

Patrice Rushen「Keepin’ Faith In Love」

 

 

以前にLucky Tapesのベース=ケイティと飲んだ時に

「今、パトリース・ラッシェンにハマってます」

ということで、教えてもらった女性シンガーさん。

軽快なディスコナンバー、ベースもいちいちイカシテル。

 

 

Karin Krog「Raindrops,Raindrops」

 

 

このアルバム、いいんですよね。

鍵盤にSteve Kuhn

ベースにSteve Swallow

この70年代のスティーブ・コンビ。イカす。

尖ってんだ、トンガ(今日、ラグビーは負けた?)

 

 

スティーヴ・キューンさんの70年代作品、

暗いトーンで歌い出すヤツ、私好きなんです。

 

 

と、そんな感じで、大まかでしたが、振り返り。

 

もう一枚、触れたいものあるのですが、

そいつ来月のベーマガコラムに回してますので、

また後日に。いい曲に囲まれて、日々幸せだね。

 

明日は太陽のエネルギー借りて、

上質な電源から、さらにいい音。

 

中津川で、会いましょう。

 

千葉県民による千葉県のためのセッション、

もう随分前だね。酔いどれ、こういうのまたやりたい。

 

 

 

OTODAMA~音泉魂~ in my life

【2019/9/14】

9月14日

 

朝、一時雨。

徐々に弱まり、のち空明るく。

空気すっきり、秋晴れの一日。

 

昼前に独演会の告知を。

2017年7月以来の東京、

場所は同じく渋谷7th Floorにて。

 

7th Floor、

今までにバンド以外のライブで出演する機会多く

おかもとえみとナガイケジョー では3回くらい

日常音活「ベーシスト弾き語り」や

あと、現・集団行動のドラマー西浦くん祭、なんてのも。

 

都会のおしゃれさと、それでいてどことなく稽古場というか

どうぞどうとでも好きなように使ってください、って感じの

懐の深い、遊び場感があって、好きな場所。

 

この7階で、再び鳴らす低音。

存分に浴びてってください。ドキドキ。

 


 

2019.12.02(月) 「ナガイケジョー独演会 in 東京」

[会場] 渋谷 7th Floor

19:00 OPEN / 19:30 START

[TICKET] ¥3,000 (+ 1D代別途)

7th FLOOR メール予約: 12/01(日)まで

nanakaiyoyaku+1202@gmail.com

件名に公演名、本文にお名前(フリガナ)、予約人数をご記入ください。

ご予約の確認がとれましたら返信いたします。
※整理番号なし(当日の整列順にてご入場頂きます。)

[INFO] 7th Floor  TEL:03-3462-4466


 

さて、先週末の大阪OTODAMA~音泉魂~を終え、

その日のうちに名古屋まで走り、

余韻に浸りながら書いていた文章がありますので

日に日に 夜長 of 秋 に差し掛かっている今日この頃の

読み物としてひとつ、ドロップさせてください。

 

ちょうど一週間前か。暑い一日でした。

 

 

 

9月7日

 

晴天、日差し遮るものなく、暑い。

なぜならここは泉大津フェニックス。

「OTODAMA ‘18-‘19」初日、無事開催。

 

朝11時過ぎ、会場着。

響き渡るロックンロール、

聞き馴染みのあるシャウト。

THE BAWDIES、一発目から爽快。

バンドワゴンからグッズを降ろしながら

始まったなぁ、音泉魂、開幕です。

 

楽屋はbonobosと同じ。

お久しぶり、どちらもOTODAMA古株ですね。

挨拶もそこそこに、あっついねー、と笑う。

 

露天風呂でのCHAIを観に、歩く。

裏導線、砂ボコリ。漂う屋台のいい香り。

水を撒く人、ご飯を作る人。諸々なんかしている人。

みんながそれぞれの役割を担っている。

ユー・アー・ソー・キュート

(の曲はやったのかな?)

“圧倒的なCHAI”のパフォーマンス

心地よい人力ダンスビート、にしても、暑い。

 

大浴場からは、ネバヤン。

夏が似合うね。サマーブリーズ。

いい風、吹き抜ける。

「今年で、OTODAMA終わりなの?」

と、それとなく話題に。

配布されたパンフに書いてあった、

楽屋にも書いてあった、本当なのかな?

寂しいけども、そりゃ色々大変だろうなぁ、とも思う。

 

2005年から15回。

第一回目は、ステージが左右に二つ並んでいて、

オープニングがBAZRA、そしてSCOOBIE DOという順番だった(確か)。

この場所で、新しいフェスが始まったんだなぁ、と感じた記憶。

 

そっから多分10回は出てますよね。

「代打屋FUNKY3」なんてイレギュラーな形もあったし。

ここでいろんなライブして、みて、さわって。

いろんなグッズも売って。

というわけで、物販に一時間ほど立ちながら

聞こえてくるbonobos。

「Thank You For The Music」

 

”街のざわめきだって 楽隊みたいなもんさ

夜の闇にだって 随分待ってもらったんだ”

 

会場へ向かうDO中、FM802から流れてきた

ここの歌詞、私はいつ聴いてもグッときてしまう。

そんな曲が、今日もOTODAMAに響く。

 

長蛇の列のグッズ売り場。

日差し浴びながら、みなさんサンクスでした。

OTODAMA名物、メンバー直売、汗かきサイン会。

並ぶ方も大変だ、感謝、for the music。

毎DOありがとうございます。熱中症注意。

 

聞こえてくるハナレグミ。

サウンドチェック、

菅沼さん(Dr)と伊賀さん(B)のゆったりぴったりなリズム。

そして、永積さんのいい声。贅沢な時間。

 

物販終え、ちょいと軽食いただきながら。

肉吸いって、美味しいですね。

なんで関東にないんだろ。

ナイスグルーヴ吸い、気持ち高まる。

 

さて、そろそろ準備せな。

楽屋でウォーミングアップ的にベースをパチパチ。

各自、露天風呂ステージ裏へ移DO。

 

お初のiriさん、ライブ中。

モダンな雰囲気漂う、攻めのビート。

いかすね。

 

最近思いがけず、よくあること。

なになに、この人こんなファンキーなベース弾いちゃうの?

と、不敵な佇まいで低音鳴らす若者たち。

気になるなぁ、なんていう人なのかなぁ

一言でも声かけてみたいなぁ、

でもスクービーは多分通ってなさそうだなぁ

生まれつきファンキーみたいな雰囲気漂ってるもんなぁ

という若者に、DOもDOも、私、ナガイケ某と申しまして…

とご挨拶申し上げると、

「オレ、実は昔、スクービー聴いてました&ライブ観てました」

みたいな展開になること多く、

え、そうなの?

とただ純粋に驚いてしまう。

そうなのね、嬉しいね。

本日も「YONCEと昔ライブ観に行ってました、一緒にバンドやってたんで」

「あ、ってことは、OLD JOEの人?」

ということで、ケンシロウ君というベーシストでした、初めまして。

「今日もあのジャズベですか?」

「はい、今日もあのジャズベです」

 

というわけで今日もあのジャズベをセッティング。

 

大浴場からはフィッシュマンズ。

重たいキックと、地を這うベースライン。

ゲストボーカルさんたちの伸びやかな歌声。

 

楽屋前で、ヨギーの角舘君がイヤホン聴きながら

「絶対間違えらんねっす」と一人念入りにウォーミングアップをしていた

その歌声が遠くこちらのステージまで響く。いかれたBaby。

包み込むような柔らかさと、まとわりつくような熱とざらつきがある、いい声。

 

で、肝心のこちらは

暑さのせいなのかなんなのか、

いつものベースアンプが不調のようで

急遽備え付けのものを使用。

そんなこんなでバタバタとサウンドチェックを終え、

FUNKY4 インDAハウス。

 

たくさん集まってくれてTHANXでした。

直射日光。遮るものなし。

こちらの熱も、遮るものなし。

演奏する側と聴く側、その間に何にも遮るものがない、これがライブ。

特にOTODAMAは、そんな感じが強い。

渾身の35分。

泉大津を照らす太陽をミラーボールに、ダンスホールOTODAMA。

 

終演後、ステージ裏にはお次のフレデリック御一行様が到着。

汗だく4と、涼やか4とで、束の間やんやとお喋り。

「新しいベースを探してるんです」

と屈託ない笑顔でベースの康司くん。

「今のFODERAもいいよねぇ」

「そうなんですよねぇ」と、もはやベース飲み会のよう。

暑いよー頑張ってー、とエールを送り、一旦楽屋へ戻る。

 

大浴場からはレキシ。

手を稲穂の形にして稲穂の気持ちを感じ取る

という恒例の儀式の真っ只中。

寛雄さんのブイブイベースがウネる。爽快。

 

ほいじゃま、ビールで乾杯!

というわけにもいかず(この後の運転要員)

コーラをコップに注ぐと

フィッシュマンズを終えたばかりの木暮さんもコーラ。

では、コーラで乾杯。やっぱコーラですねぇ。

お疲れ様でした。

 

何を食べようか物色中、

本日トリを務めるOKAMOTO’Sの面々も会場入り、

ハマくん始め、メンバーの皆さんと立ち話。

前にハマくんから教えてもらったVulfpeck

そのベーシスト=Joe Dart が

ベーマガ次号の表紙&巻頭特集ということで

「なんでかオレが、取材受けたんだけど」

「え、そうなんですか? チェックします」

(ベーマガ10月号に、掲載予定です)

みたいなやりとりから、

武道館、とても良かったねぇ。なんて話も。

 

冷麺のような、とっても美味な冷たい麺をいただきながら

モニター越しにフレデリックを観る。

みんなキリッといい表情、楽しそうに演奏するなぁ

新曲らしき音も風に乗って聞こえてくる。

徐々に風も熱を手放し始めた模様、夕暮れ時。

 

パリッとスーツに身を包んだスカパラの皆さんたちが

颯爽とステージへ向かい、辺りはピリッと終盤へ向けて引き締まった空気。

怒涛のパフォーマンスをステージ袖からしばし拝見。

踊りまくるお客さん。いい景色。画になります。

 

再びモニター前に戻って、ライブ鑑賞。

サンバーストのプレベを弾く川上さん、

あまりイメージになかったので新鮮。渋い大人の低音。

弾く弦によって親指の位置をずらしながら弾くフォーム、

いいなぁ、やっぱ音違うなぁ、コレできないんだよなぁ

とか心の中で呟いたりしながら、見た感じの音のイメージと

聞こえてくるフレーズの感じとを結びつけながらムフムフ眺める。

 

この日は北原さんのバースデーということで、

終演後楽屋にいた人たち集まってお祝いの列。

手拍子や歌に乗せて、即座に伴奏を始めるスカパラホーンズ。

セッション始まれば、終わる気がしない。

延々と、ケーキのロウソクの火が付くまでフリースタイル。

つくづく画になります。ハッピーバースデーでした。

 

さて、初日もエンディングを迎える、

トリのヨギー、そして大トリのオカモトズ!

は、こちらも移動を控えているため泣く泣く中座。

ドカーンとNICEライブ、

でっかいグルーヴの大輪の花火を泉大津に咲かせてくれたことでしょう。

 

バイバイ、OTODAMA。

この場所で数々の伝説に立ち会い(ジャンピング乾杯然り)、

私ここまで成長してきました。

ほんと思い返せばキリがないし、

とはいえ思い返し過ぎるのも

ロックンロール的に極力NG行為です故、前向いてこうぜ。

 

清水音泉の次なる一手に期待しつつ、こちらだって日々精進。

 

ジャストキープオンムーヴィンだよ。

 

 

 

STAND!!

【2019/9/13】

9月13日

 

朝から涼しい。

すっかり秋の空気。

風さわやか、心地よし。

 

9/11渋谷CLUB QUATTROからの帰り道、23時頃。

千葉方面へ車を走らせながら向かう先には延々と稲光。

5秒に一回は光ってた、

と言っても大げさじゃないくらい。

停電している地域に追い打ちをかけるような災害に

繋がらないことを願いつつ、

あまりの閃光の激しさに

ちょっとコレ大丈夫かいな、と

雨雲レーダー見たら自宅エリアが真っ赤に染まっていて

エライコッチャ、(うちも先日の台風で雨漏りしたので)

いつ土砂降りエリアに突入するのだろう

と身構えていたら、結局さほど降られることもなく、

たまにバチバチと現れる

天と地との間に分け入る亀裂のような稲妻のシルエットに

こわやこわや、とへそを隠すのも忘れて(←そんな発想すらないけども)

ただただハンドルを握り、家路を急ぐ車内では

久々に聴いたデキシード・ザ・エモンズ『S,P&Y』

(サウンド、ピュウ アンド ヤング)

 

 

懐かしいなぁ、名盤ですなぁ。

 

真夏の灼熱の風が、今まさに秋の涼やかさに溶け込んでいく

捲き上る上昇気流からモクモクと産まれた雷雲が

ギリギリまで閉じ込めていたエネルギーをビリビリと放出、

このサイケなサウンドに痺れる時、それが今。

とばかりに、雷の夜にピッタリの一枚(なんじゃそりゃ)

 

ラピュタに着く直前の“龍の巣”の中を飛行している時の感じ

あの一瞬無音になって「父さん!」みたいなシーンを思い出しました。

 

この作品(デキシーのね)がリリースされた1999年、

高校三年生のナガイケ青年に60’sサウンドに由来する

ロックンロールのカッコ良さと衝撃(+ユーモア)を、

まさに稲妻のように落としていった一枚。

(でも本当の落雷は怖いから、皆さん用心してください)

 

今やサブスクでも聴ける時代です。ひとつお試しあれ。

 

 

 

で、自宅着いてからビールを一本空けつつ

ライブの余韻に浸る。

 

THE BACK HORNを迎えての

渋谷CLUB QUATTROマンスリーシリーズ。

熱い夜でした、ご来場DOもありがとうございました。

 

ライブ時のMC等でも触れてたこと。

2002年にスクービーがビクタースピードスターからデビューする際に

最近うちからデビューしたのが ザ・バックホーンってバンドで、、、

みたいな感じで聴いたのが当時のシングル「サニー」。

 

それ以来、有刺鉄線を見ればバックホーンのことを思い出す

くらいのインパクト。当時は同じイベントで顔を合わせたり

ということもあったかと思いますが、

なにぶんお互いヒリツイテいたので

すごい仲良し、って感じになるわけでもなく。

それから何年後かに

サンボ、バクホン、スクビの三つで高知と高松行ったり、

もちろんフェス等で顔を合わせれば、チスチス…とご挨拶したり。

なので、こうしてツーマンで激突! みたいなのは、お初。うれし。

 

ついでに触れると、ベースの光舟さんとはバンドに参加した時期が一緒で(2001年)

その頃から我らがPAマキさん(は、LOFTバイト時代の光舟さんを知っているので)

なんかバックホーンでベース弾き始めたみたい

との話を聞いていて、へー、そうなんだぁ、と。

そこからどちらのバンドもメンバーチェンジすることなく

光舟さんはベーマガの表紙を何度も飾るほどのベーシストになり

そんな姿から少なからず刺激を受けながら、切磋琢磨

こちらも腕を磨いてきた、という経緯。

 

これ、バックホーンとの対バンが発表された時にする話ですね(まぁいいか)。

そんなこんなで、色々感慨深く、

ただ始まればそんなほんわかしたノスタルジー(?)に浸る余裕もなく

メラメラと闘志燃え、彼らのステージの熱量に促され、

目の前のプラワン諸氏からの熱にも煽られ、燃えました。

いいライブ、良き夜でしたね。

 

 

から一夜、二夜ほど明けて

本日はリハ。ツアーに向け

アルバム曲をライブ用にチューンアップ。

 

LIVE CHAMPですから、

ドキドキするようなアレンジを

練られるだけ、練る。

 

家路を電車に揺られながら、

今年ゴールデンウィークにも独演会を開催した

西千葉のcafeSTANDが今日から営業を再開した

ということで、ちょいと足を伸ばし、ご挨拶。

 

やあやあどうも、やあどうも、その節は、、、

ということで、もっぱら台風の話、いやあね。

停電&断水、電話の不通と、

ライフラインが保たれていない中にも

助け合い、笑い合い、乗り越えている人たちの話を聞くと

強いなぁ、たくましいなぁ、こちらが勇気もらいます。

またライブしてくださいね、と別れ際。

こちらこそ、自分にできること、全力で。次はいつかな。

 

ライブはできる限り、したい。

いつできなくなる、とも限らない。

出し惜しみ、しない。惜しむほど、何も出ない。

大勢もいいし、一人もいい。

音を鳴らせば、そこからつながる未来があることを、

たくさん見てきた。信じよう、これからもきっと。

 

 

 

ベーシスト二人旅3DAYS&札幌3DAYS

【2019/9/5】

9月5日

 

薄曇りの空、気温は低めのように見せかけて

結局まあまあ暑かった一日。まだまだ残暑。

 

今日は先週末の札幌ライブ以来、

久々のバンドリハ。

 

4時間、みっちりと。

OTODAMA~音泉魂~、

そして来週クアトロマンスリー w/ THE BACK HORN

へ向けたツメ&ツアー準備。

 

ここのところ、速いルート弾きを練習していた成果が

ある曲をアレンジ&練習中に、あぁなんかいいぞ、と

結実してきている感じ。

激しいロックのビートの中にもファンキーを香らせる術、

この辺りはスクービーのリズムセクションならではの妙技。

つまり9/11渋谷CLUB QUATTRO、何が出るかな、お楽しみに。

 

昨日はアナログフィッシュ佐々木健太郎くんとのベーシスト二人旅、東京公演。

経堂はCOZI COZI houseさんにて。

 

四日市、大阪と回ってきての三公演目。

健太郎くんとは最早勝手知ったる仲

(曰く、大阪帰りの新幹線で二万字インタビュー分くらい話した)

もともと親密ではありましたが、

音を鳴らし合うことで芽生えるものがやはりあります。

彼の力強く伸びやかな歌声、ベースを弾いていて気持ちが良い。

 

お互いのソロはもちろん、

二人で鳴らすセッションでは

日に日に濃度&熱量マシマシ、燃えます。

おかげさまで楽しい三公演。

ご来場のみなさま、DOもありがとう。

カリー河、LGT、そしてCOZI COZI houseと

場所の雰囲気で音の感じ方も変わるもの。

それぞれの味わいがあります、ありがとうございました。

またどこかでやりたいですね。

 

 

先週は札幌での三日間。

 

8/29 タワレコ札幌ピヴォ店インストア

8/30 sound lab mole「Young Bloods」w/ -KARMA-

8/31 REVOLVER「ナガイケジョー 独演会」

 

たくさんのご来場&熱烈歓迎、サンクスでした。

会場の熱量と声量が、This is 札幌。

夏のうちに来られて良かった。

と言いつつ、次回ツアー札幌公演の開催にあたり

12/21までは “2019年夏” ということで、皆さんよろしくDOぞ。

 

 

ヤンブラで熱いステージを見せてくれた-KARMA-の3人は

まだ高校卒業したての18-19歳とのことで、

終演後はそのまま会場でコーラ乾杯(こちらはビール失礼しました)

肌ツヤツヤで音楽遍歴にも若さあふれてましたが

自分がスクービー入った頃もこれくらいの歳だったのだなぁ

と思うと、ちょいと感慨深いところもありつつ

いやいや負けてられません、お互い頑張ってこう!

という感じで、これからの彼らの活躍にもDOぞご注目を。

 

独演会はといえば、今回は札幌で入った個人練の成果を発揮して

リズムを出す曲を幾分多めにしてみたところ

今までとはまた違った感触、いいところも、ん?となるところも

含め、その日限りのお一人様セッション。This is 独演会。

こちらもたくさんのご来場ありがとう、低音漬けのサタデーナイ。

音の抑揚、流れ、間の取り方、余韻、そしてノイズ並びに狂騒etc…

表現の可能性は無限大。手拍子ありがたいです。

音の楽しみ方いろいろ、音楽。やっぱ素晴らしいですね。

次はどこで演りましょかね。

 

 

と、ここでセルフライナーノーツ続編を一つ。

 

M04. 「MASETORA」

 

全体的なリズムは

エレクトリック・マイルス的なジャズ・ファンク汁ほとばしる

むふふ、なテイスト。

噛みつくようなベースサウンドもクセ強くて、よし。

から一転。

中盤、リズム・パターンが変化するところでガラッとイメージ変えたい

そこでベースシンセが登場。いい仕事してます。

仕事できるけど、アイツなんか信用できないんだよなぁ

って感じの音。胡散臭さ。クセの強さ。それでこそ、ファンキーだね。

 

 「マセトラ」って何なんでしょうね。

わからないくらいで、いいんです。

楽しみ方それぞれ。ダンスを止めるな。

 

 

 

さて、週末は待ちに待ったOTODAMA。

台風が外れてホッと一安心したところで、

また一個台風追加発生、困ったものです。

 

初日はひとまず開催に問題なさそうとのこと、

そのかわり猛暑対策、万全に楽しみましょう。

 

台風が通過しそうな地域の方々、くれぐれもお気をつけて。

こちらもまずは安全運転で、

明日は一路大阪へ向けてバンドワゴン・ア・ゴーゴーだよ。