シマンドル

【2020/5/30】

5月29日

 

晴れ。暑い、空が眩しくて

クシャミを一つ。クシュン。

 

 

「シマンドル」という

コントラバスの教本があって

ひたすら音階の練習をするもの

ドレミファ…のような並びを延々と。

まだまだ初歩、白玉とにらめっこ。

ただ、やはりうまくできたもので

ちょっとした音の並びの変化で

あぁ、ここ、ステキ、という箇所が

随所に散りばめられている。

そこを通過するたびに、グッとくる。

ほんのちょっとの変化だけで、いい。

 

 

童謡にしても同様で、

簡単な音の並びの中に

泣きのポイントがある。

 

簡単なものを、深く。

 

そして、丁寧に音を鳴らすこと。

 

メトロノームに合わせて

のんびりと、ゆったりと。

 

 

 

だからかこの教本、

遅々として、進まないのです。