平熱の日々

【2022/8/16】

8月16日

 

晴天、風が強い。

 

ぶり返してきた暑さも

やはりお盆を過ぎると

朝晩は徐々に風も心地よく

うかうかしてると

もうすぐ秋だ冬だ、

いやしかしまだまだ残暑か、

晩夏晩夏、もっと気張らんか。

 

 

と、ライブがない時期は

基礎を見直し、ベース筋

衰えぬよう、鍛えるのだ。

 

基本のキ、スケール練習

こんなのも弾けないの?

あははスマセン、パンクあがりなんで

なんて笑えもせず、はいはい

弾けるようになりましょね、鍛錬

タンレンタンレン、タソレソタリケリ。

はあ、ふざけちまうな。指休めよ。

 

 

そして筆をとり

せっせと紙に向かい、

神に向かい、飽きたら

仏の教えを読んだり。

 

 

いろんなことに日々気づいたり

忘れたり、覚えたり、忘れたり

すぐお腹が空いて、食べて寝て

結局ちょっと痩せてたり、

できたと思ったらできなくなってたり

でも着実にひとホコリ分くらいは何か積もって

よっし!のつもりが

ブイーンと掃除機でひと吸いか、ありゃりゃ。

 

そんな平熱な日々、毎朝検温も平熱。

 

 

武田泰淳「蝮のすえ」によれば、

生き残っている以上、何らかの強さと関連してるんだ

 

今日もなんとか生きのびて、生きのばして

チャッチャーン、死にた~い朝まだ♪(Theピーズ、ね)

 

とりあえず、生きてる以上、強くないことはない(!)

 

くらいの平熱で、ばいばいサヨナラまた明日。

 

 

 

 

 

【ナガイケジョー:8-9月 LIVE予定】

8/22(月) 渋谷Ruby Room  “EXPANSION” (ナガイケ・ベース参加)

8/27(土) 渋谷La.mama(SCBD)w/ THEイナズマ戦隊

9/03(土) 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON(SCBD)「納涼アコースティックFunk-a-lismo! 」(振替公演)

9/09(金) 丸の内COTTON CLUB   (SCBD)ニューアルバム発売記念「タフレイ・ステーション」

9/10(土) 四日市ドレミファといろは(「ナガイケジョー独演会」~ベースのいろは~)

9/11(日) 京都GOREY CAFE(「ナガイケジョー独演&展示会」~低音の京~)

9/21(水) 横浜F.A.D  (SCBD)w/ the band apart

 

 

 

Both Sides Now

【2022/8/3】

8月3日

 

晴れ。引き続きの、KOKUSHO。

 

久々リハのため東京さ出てきたら

足元コンクリートから灼きつける熱。

 

ジリジリと、

This is ヒートアイランド。

 

尋常ではない、殺気じみたものを味わい

リハ後即時退散するも、にわかに雨つぶポトポト

が、ビシバシダバダバ、稲光雷鳴轟き

神宮球場周辺は足早に歩行者の方々、避難の雨宿り

どうか安全に。

 

ピカリでバリバリだ、落雷や電光石火。

いやァ、恐怖恐怖、車は東へ遁走だニゲロ。

 

心を落ち着けるため、

車内ではジョニミッチェルを聴く。

 

夏草の誘い。

 

ライブ盤ではジャコパスが弾いてる曲も、

オリジナルはマックス・ベネットが弾いていたりして

その抑制されたフレーズ&歌心に、

ジワジワと痺れる a.k.a. ジワる。

 

最近ジョニさん、フェスで久方ぶりに表舞台に立ち

否、イスに鎮座し、歌ったことが話題。

 

その動画がYouTubeにアップされていて

「Both Sides Now」なんかはホント泣ける。

 

 

気高い。

 

こうやって音楽は受け継がれていくのですね。

 

ドクドクと脈打つ、先人たちの音楽への追求

レコードの溝や、今やネットに乗って配信される映像からも

ビシビシ伝わってくる。

 

その音符の連鎖の先に、今、そして明日から

鳴らす音がある、背筋伸びる、ロマンあるね。

 

ナガイケNOWロマンチック

 

明日のライブも、まさにそんなロマンチック、あふれ。

 

リズム&ブルース、偉大な先人たちの築きし雄峰

いや、UFO? どこまでいっても未確認物体だこのGROOVEたるや。

 

この世で聴く人、あの世から聴く人

どちらにも胸張って、鳴らさにゃイカンです。

 

できるのか?

できますとも。

 

追記

9/10(土)四日市

9/11(日)京都

ひとりではハジメマシテな土地で独演会やります。

 

詳細は、イラストとか描いてから追ってお知らせします。

 

 

 

円相。演奏。

【2022/8/3】

8月2日

 

いよいよ暑さのリミッターもタガが外れてきたか、酷暑continued。

 

ウィルスに加え、いまや熱波をやり過ごすためのリモートか

午後、ベーマガwebの取材 at 自宅。

 

久しぶりの編集長殿も四分割された画面にご登場、

なんか照れますね、ご無沙汰してます。

 

いやはや、すっかり大変な世の中ですが、なんて

近況も交えつつ、インタビュー担当は初めましての若き編集部の方。

 

新譜の細かなとこまで聴き込んでくれていて、

アルバムを聴いた感想や、ことベースに焦点を当てた分析みたいのは

今作に関してはお初だったので、フレッシュな意見&質問に、ふむふむ。

 

”感覚ばかりに頼り過ぎてると、自分が古くなる”

みたいなことを言ってたのは誰だったか。。。

 

その意見にも賛同はしつつ、どうにも答えが”感覚”頼みになっちまうなぁ

 

感覚感触心地無意識、そんな返答ばかりになってしまうのが情けなくもあり

ただやっぱそこなんだよなぁ、

いろいろ経験を積んできたうえで結局、感覚。か。

 

そんな自己反省はともかくとして、

インタビューは円滑円満に進行、楽しい時間。

 

そんなやりとりを、リモートで交わした今日を経て

さらに新譜のリリースが楽しみになってきた。

 

作品を作る、世に出す、多様な意見や感想が返ってくる

(返ってこない意見だってたくさんあるし)

さらにライブで鳴らし、届け、また聴こえ方が変わったりして

じわじわと、その作品の輪郭が形作られてく。

 

そんな表現を、ずっと続けてきたんでしたね。

 

エンドレスエンドレス。The Circle Game。円相。演奏。

 

感性丸ごと総動員して、弾いたり弾かなかったりした音が

自分なりのコタエなんだ。

 

常に流れの中にいる。動中工夫。

 

 

★「明日は手の中に」MVプレミア公開までの時間にコチラ書いてまして、

ご視聴いただいたプラスワンモーの皆さん、

遅くまでお付き合いありがとうございました。

 

リリース&ツアー、お楽しみに。

 

 

 

ね、根、寝。

【2022/8/1】

8月1日

 

晴れ。夏本番の暑さ、酷暑。

 

蝉の声も通常営業、地面に空いた穴の数ポコポコと

見上げれば木々には多数の抜け殻、

7年の時を経て、いざ晴れ舞台へ、ミンミン。

 

 

7/22に大阪雲州堂独演会→7/23服部緑地MSJ

終えてからしばらく自宅にこもっている修行期間か、

7/28にナタリー取材で一旦外へ出るも、

そこからまた巣篭もりしばし、日々の生活

繰り返すなんでもない日常のなかで

やはりベースを抱えてPCの前、音を録ったりしつつ

うーむなかなかこれで難しい。

 

えい、ヘタクソ、せい、少しはマシか、ほら、ヘタクソ

と、出口のない宅録の旅路の果てで、いや息抜きのつもりで

フジロック配信、ダイナソーJr. 痛快でしたね。

 

ルー・バーロウのベースの概念が理解不能、何弾いてんの?

知らんわ、んなもん、とばかりに自分の世界、J。ギター轟音、気持ちよし。

これこそバンドじゃんね、さすがでした。

 

ARLO PARKSもかっこよかった、初見初耳でしたが、

なんで海外のベーシストの音はカラッとよく聞こえてくるのだろう

やはり指先なのでしょうか、ジャックホワイトのベーシストの音も

良かったな、ブリブリと、ウッドベースなんかも弾いちゃって。

 

チラとみた映像だけでも、はーライブしたい、気持ちはザワつき

いま家にいちゃってる自分を呪うよね呪詛呪詛呪詛、、

と、This is 大河ドラマの影響、いけませんね、穏便に。

時代は令和 not 鎌倉。

 

8月は、家にこもって下半期のための、準備期間。そういうこと。

時間を有意義に使ってこ。

気がつけばすぐ今年も終わってしまうゾ。

 

そんななか、ライブもいくつか

8/22にはFUNKセッション再び、の渋谷Ruby Roomも。

 

 

アルバムリリースも近づいてる、8/24。

ご予約プリーズ、盤を手にする喜びを(自分も久しく味わってないな)

 

9月に初めましての場所で、独演会、できるかも

調整中です。けどすぐ時間がなくなってく、あわあわ

おなじみの場所でもまたやりたいですけど、

日夜調整調整無調整、なんだコレ豆乳みたい。健康志向。

 

まずは日々健康に、ということね2022年8月。

 

 

目の前のまぶしさ、気が滅入るような暑さに

惑わされず、そんな時は、地道に根を伸ばす。

 

ね、根、ね、根。大事なこと。

 

寝ます根、寝。ね、オヤスミ。

 

そしてまた歩き出す。

【2022/6/18】

6月17日

 

どんよりと曇天。

 

気温は程よく、湿気若干高め。

夕方くらいから晴れ間も少々。

 

久しぶりに予定なしの一日。

 

旅に出ては帰り、少ししたらまた旅

という日々で、雑然となっていた部屋を片付ける。

 

7インチレコードをかけたりしながら、ちょいちょいと。

あまり変わっていないようで、少しはスッキリしたか。

 

ぼんやりしているうちに時は経ち、いかんいかんと

メルマガ文章の推敲。やんややんやと書き散らかす。

 

その間にもモビー氏から、

6/19で告知する案件に関するメールがいくつか。

働いてんなー、と感心&感謝しつつ、

しばらくイスに座ったまま半睡状態。

 

やっとこさ書き上げて

日が暮れる前に無事送信完了、ちょっと仕事した気分。

 

そして静かな夜、せっかくなので振り返り形式、昨今のこと。

 

 

6月16日

 

引き続き、朝からパッとしない天気。

 

パッとしない目覚めのまま、眠い目こすってリハへ。

 

音を鳴らせば、目も覚める。

ドンガラドンガラ、ガッシャンガッシャン。

 

6/19ライブの確認事項、一通りさらう。

 

今後の打ち合わせをいくつか、夏以降、さらには来年へ向け

考えなければいけないことはたくさんある。ふー。

 

おつかれさまでした。

 

ここで、連日のお出かけ続きにひと段落打てる、ということで

ちょっと道草、帰りにフラリ、海を見に。

 

 

ここのところ録ってた音源をイヤホンで聴いたりしながら

テトラポット登って、宇宙に靴飛ばそう

その一歩手前の辺りに座り込んで

海を眺める。

 

たまに魚がパシャッと跳ねる。

 

夕方5時のチャイムが今日はなんだか胸に響いて、

オヤ?なんだか叙情的、なんかの曲の歌詞みたいだ。

 

 

6月15日

 

やはりパッとしない空模様。というか、雨。梅雨ですから。

 

千葉県民の日なので、気持ちはお休みモード。

 

前日は久々に撮影がテッペン越え、いわゆる”午前様”直前の

深夜2.5時過ぎだったので、ぼんやりと目を覚まし、

ぼんやりとしてて何が悪い、と、正々堂々ぼんやりする。

 

とはいえ、ぼんやりしたままでは今夜のFUNKセッションで

一太刀、致命的な外傷を負い兼ねぬ(大河ドラマの見過ぎ?)

シャキリと背筋を伸ばして、17時に渋谷Ruby Roomへ。

 

初めて参加のFUNK SESSION「EXPANSION」

 

ギターのボブさんにお誘いいただき、

ドラムのルイさん、サックス加藤さん、と濃密なやつ。

 

曲をあらかじめ決めて、存分にFUNKしようぜ!

ってなセッションは初めてだったので、単純に楽しい。

 

皆さん巧みな腕と耳の持ち主なので

こちらが何か仕掛けるとすぐに反応、おー!すごい

そうなると調子に乗ってすぐチョッカイ出したがるのは悪い癖(?)

なんだか自分ばっかり楽しませてもらったような気もしつつ、

みんな楽しそうだったので、結果オーライ。

 

バッキングに徹してた方が気楽だけど、

たまに振られるソロでの流れとか、抑揚とか、もっとできるなー

というか、もっと遊べるだけのバリエーションが欲しいなー

とか、酔った頭の中で、考えたことも多々。あたたたた。

 

ルイさんから、ドラマー的な視点もいただいたり

(日本にはあまりいないタイプのベーシスト、だそうな)

一緒に音を鳴らして感じた部分を共有できるのもまた新鮮。

 

お客さんも楽しそうだったし、ぜひまたやりましょうね。

 

 

 

6月14日

 

これまた夕方集合で、スクービー撮影。

 

まあまあ馴染みのある、しかしあまり撮影では使われなさそうな場所で

監督さんのご指示に従い、何度も演奏シーンを撮影する。

 

映像を作る人の脳内計画、その出来上がっている完成イメージへの

持って行き方というのか、コマの連続性を想像しながら創造してく

なかなかこれは大層なことだなーと、毎度感心してしまう。

 

なんとか26時までには終わらせたい、という当初の読み通り

やはり26時くらいまでかかるところがまたスゴイなーと

一日中感心しながら、結果ヘトヘトになって帰る。

 

 

 

6月13日

 

盛岡で迎えた朝。10時発→17時ごろ都内着。

 

ゴロゴロとスーツケース転がし、久々に満員電車。

皆さん、大変ですなー、18時半くらいに無事帰宅。

 

 

6月12日

 

青森から盛岡へ。

 

10時出発でも早過ぎて、入り時間の1時間前には会場着。

 

いつだって出前迅速、否、搬入のお手伝い日本一迅速な

盛岡CLUB CHANGE WAVEのスタッフさんに歓迎され、

迅速すぎる搬入、完。

 

空いた時間にちょいと立ち寄り古本屋。一冊だけ購入。

 

w/ SaToMansion 初めまして。

 

ご一緒サンクスです、佐藤四兄弟でバンド、スゴイですね

聞けばアララ案外世代も近くて、そっかそうなのか

お互いこれからも頑張ってこ、イェイイェイ、でバイバイ。

 

昔から馴染みのライブハウス店長さん、開場前に色々立ち話

いやー大変だよねー、なんて言いつつ、でもこれからは

こうしていきたい、もっとああしていきたい、と、ビジョン明確。

逆境から行こうぜ、というか、バンドマンなんざいつだって逆境だい

アウェイアウェイ、ベースソロにも力が入る(入っちゃイカン!)

結果、好きです盛岡。

 

 

終演後、はー今日はどないしよ、と思いながら

 

結局スーパー買い込み一人居酒屋@部屋コースを選択。

 

なんの問題もない。

 

盛岡での夜は静かに更けていった。

 

 

6月11日

 

目を覚ませば、ここは青森。

 

昨晩のうちに来ていたのだから当然。

 

ホテルの朝食を美味しくいただき、

(基本的にホテルの朝食があれば這ってでもいくタイプ)

一息ついてから、街を歩いてみる。

 

スッキリはせずとも、薄曇りの空。

 

昨晩、青森到着後ちょっと足を向けて、品薄状態あからさま

だったスーパーを、朝方ちょいと物色してみれば、

鮮魚コーナー充実も充実、というか、魚類のお祭り

その潮の香りが充満する売り場に折り重なったサカナたちの屍のルイルイたるや

いや、これが近所にあったのなら、そりゃ張り切って袋に放り込むわ

アンコウ、ヒラメ、ホタテ、と、800円?80円?って、お買い得すぎ。

ちょっと家、ついて行っていいですか?と、TV番組みたいな気持ちになりつつ、

現状のホテル暮らしを心の中で嘆く。

 

その足で、棟方志功記念館へ。

 

 

板画 not 版画。

 

魂の、というのがピタリとくる作品のそれぞれが

胸を打つ。来てよかったな、グッズをいくつか買って帰る。

 

午後、青森Quarter。

 

お久しぶりです。

 

人と人、長い年月の間に培われてきた深い繋がりが

青森にはあって、待っててくれた皆さん、やっと来られました。

 

2002年全都道府県ツアーでは弘前、その後、

夏の魔物でつがる円形劇場へ度々、

そしてサンシャイン&大好きな八戸ROXX

気がつけば青森とは深い深い、ご縁。ありがたや。

 

ライブはもう、コチラが驚くくらいに

曲間曲間鳴り止まない、拍手。拍手。

 

他にはあまりない感じ、ライブと向き合う初期衝動

SHOCK I SHOW DO

 

書いてみて、よくわからないけど、勢いはありますね。

 

根源的な部分で、繋がり合えてれば幸せ、サンクス青森。

 

終演後は、やはりどうしようかなーと、一考しつつ、コンビニ。

 

ってまぁさっきから気づいてたけど、

青森の街は、「GENERATIONS」一色。

 

あれ?あなた、メンバーですか?

みたいな人もたくさんいらっしゃって(違うんだけど)

とにかく、街に活気が溢れてることは良いこと。

 

サンクス、GENERATIONS。またご一緒しましょうね(?!)

 

買った品物片手に、トボトボと、歩いてホテルへ帰る。

 

 

6月10日

 

 

起床後、イギー・ポップで気持ちを高めながら荷造り。

 

朝11時都内発で、一路青森へ。

 

不安定な空模様、時折強い暴風雨。

かと思えば、天国への階段のような、晴れ間。

流れに乗じて昇天せぬよう、安全運転に努める。

 

19時頃に青森に到着。

 

近所のスーパーがお惣菜ほぼ完売状態だったので、

たまにはね、と、ひとり飲み決行、いやこりゃ結構結構。

 

 

陸奥湾の味を推すお店で、海の幸を、ひとり堪能。

 

ちょうどいい、酔いの宵で、宿へ帰る。

 

 

 

6月9日

 

リハ&RECの二本立て。

 

まずは6/15FUNKセッションの初顔合わせ&リハを3時間。

お互いの演奏のノリを感じ合いながら、アレンジの流れをツメる。

全体の構成を共有しつつ、あとは当日。

 

皆さんセッション慣れされた猛者揃い、胸が高鳴る、キドキド。

いや、ドキドキ。血が逆流、FUNKYな血液が体内駆け巡りながら

お次の現場へ。

 

お呼ばれREC、夕方スタート。

 

自前のアンプを持ち込むも

試しにスタジオにあったAmpeg B15を鳴らしてみれば

あーコレコレ!

と、一気に音作り、完。やはり名機。

 

 

いざ演奏。早速雰囲気や良し。

 

細かなとこまで、作曲者&アレンジャーさんにディレクションしていただき

ふんぬ、と腕を奮う。

 

おかげで、普段の自分とはまた違った側面が録れた、感じ。

名演名曲、よきかな。仕上がりが楽しみ。

 

そこら辺も含め、夏以降の予定はまた改めて。

 

ここまで書いてみて、一気に疲れたけども、も、も、

(しかも、あんまり振り返れてない。。。)

 

とはいえ、2022年上半期、案外充実してますね。

 

このままの勢いで、レッツ乗り越えたい大厄です、カモン!

 

 

低音道中〜仙台&熊谷編〜

【2022/6/6】

6月6日

 

一日雨、降り続ける。

 

気温も低く、薄手のパーカーではちょっと肌寒いくらい。

 

朝からリハへ。

 

スタジオで思いがけず、同世代のバンドマンたちとバッタリ。

 

皆、いろんな形で、それぞれの活動を続けている。

 

こことここは一緒じゃないの?別?なんのリハなの?

 

みたいなやりとりをする。外は雨でも、束の間、気持ちが和む。

 

新曲リハ。REC前。

 

アレンジが固まってきたので、あまりコン詰め過ぎず、早めにあがる。

あとはREC当日に、湧き上がるものがあれば、試す。

 

週末のプチツアーを経て、昨日の今日で、ちょっと(ずっと)眠い。

 

リハの音や、6/15FUNKセッションの候補曲などを聴きながら、

フロントガラスをたたく雨粒と拭き拭きワイパーの追いかけっこ。

 

夕方には帰宅。

 

ゆびびき舎通販の発送作業も並行して、早いもので週が明けてしまった。

今しばらく、今しばらく。。。汗

 

 

 

6/4仙台→6/5熊谷と、佐々木健太郎くんと、ふたり旅。

 

3月に予定していた仙台公演が地震の影響で延期を余儀なくされたので、

その振替公演+せっかくだから熊谷もつけようぜ、なプチツアー。

 

健太郎くんとは、2019年12月の熊谷以来となるふたり旅。

ふたりで鳴らせる曲がたくさんある、よろこび。

 

 

6/5熊谷モルタルレコード

 

1.ろっかばいまいべいびい

2.2022年二重にFUNK ~Two Bassists On The Road ver.

3.CORO CORO

4.えふで

5.Moon River

6.こごと

7.ねつっぽい

8.ミルフィーユ

 

Session  w/ 佐々木健太郎

 

1.Goodbye Girlfriend

2.Dig Me

3.トラウマティックガール

4.時の重なり

5.抱きしめて

 

6.夕焼けのメロディー

 

 

6/4 仙台The Ha’Penny Bridge

 

1.明日ハ晴レカナ曇リカナ

2.輪の中

3.SMILE

4. CORO CORO

5.酔いの宵

6.ねつっぽい

7.愛の讃歌

 

Session  w/ 佐々木健太郎

 

1.Goodbye Girlfriend

2.Dig Me

3.トラウマティックガール

4.Saturday Night Sky 

5.時の重なり

6.抱きしめて

 

7.夕焼けのメロディー

 

8.Stubborn Kind Of Fellow

 

 

もうすっかりお馴染みのモルタルレコードと、

個人的には今回初めましてな仙台ハーペニー。

 

 

美味しすぎるギネスビールにすっかり心奪われつつ

鳴り止まない拍手が、うれしかったな。

 

また鳴らしに行きたいですね。

 

取り急ぎ、二日間のセトリとともに、

サンクスご来場のみなさん、な感謝を添えて

よしよし、まだまだ次だ次。

 

低音道中はまた明日へ未来へ。

 

 

 

 

 

サービスエリアで再会のメロディー

【2022/5/27】

5月27日

 

朝、雨風強く、気温も高め。

梅雨をにおわす、五月の暮れ。

 

都内集合→岡山へバンドワゴンを走らせる。

 

途中、静岡のサービスエリアで昼休憩。

 

OKAMOTO’Sのコウキ君に似た人がいるなぁ

と思ってたら、前方で手を振るおメガネさん

あら、ハマ君!

 

ということで、名古屋へ移動中のOKAMOTO’Sとバッタリ。

 

元気そうで何より。

 

そして、うちらくらいのバンドマンになると

いちいち写真撮ったりしない(一瞬頭よぎったけど)

 

またどこでゆっくりね。

束の間の再会、気持ちもアガる。

 

そのあと、別で移動中のローディーQ太郎さんにもバッタリ。

週末にバンドマンが各地を動き回る日常、皆さん安全に。

 

西へ西へ、徐々に晴れ間、夏を先取り。

 

まだ明るいうちに、岡山着。

帰宅途中なのか、街を行き交う人々の姿、活気がある。

 

GWに来て以来、また岡山に来ているのが不思議。

ただいま、と言いたくなる、好きな街並み。

 

着いて宿で一息、ちょっとだけベースに触って

ふらふらと街を歩く。(近所のスーパーへ)

 

ちょろちょろと、食材を買い込んで

帰り道に、見かけた肖像画、トルコ料理屋の前。

 

自分でもスルリと自然な記憶回路を辿って

ケマル・アタチュルク

という名前が頭に浮かんできて

(一応、東洋史専修卒)

調べてみたら、そうそう、ケマルパシャ。

 

そこからなぜかトルコの歴史を読み返したりして、

やっぱヨーロッパの国、大陸に属する国々には

独立を勝ち取った歴史、建国の父、みたいな人がいて

祖国への思いも、そりゃひときわ強くなるんだろうなぁ

なんてことを思ったりしながら、買ってきた食材をムシャムシャ

テレビでは巨人×日ハム戦を眺めたりして

雑多な情報がチャンプルーした岡山の夜は更けてく。

 

明日は「hoshioto’22」

 

朝一からのライブなので、今日はさっさと寝ましょう。

 

もう今からビールを買いに行ったりしない、しないよ。

おやすみなさい。

 

仙台2DAYS前夜

【2022/5/20】

5月20日

 

晴れ。

 

半袖で過ごせる、徐々に初夏の横顔

肌になじむ湿度もまた心地よい。

 

 

最近何も書けていないので

何か書こうと、毎日のように

ポロポロと書き始めるのだが

あ、あれどうなったっけ?

といった思考的横槍が縦に斜めに

つまり、雑念が多いのだ頭の中。

 

 

今日はデザイン周りのこと少々

時折ストレッチ、コーヒーを淹れる

昼、炒飯作る。

のち、スーパーへ

アジを買ってきてさばく

そら豆収穫後、アジフライを作る。

 

 

明日明後日は、延期になっていた仙台2DAYS。

今度こそ、仙台へ。

 

お待たせした上に、さらに延期の二ヶ月。

思いを乗せて、全力で鳴らすよ。

BREAK ROCK から20年近く。わおわお。

 

 

その翌週は、岡山hoshioto→姫路→大阪サイリズ。

 

 

ライブのある週末、だんだんと通常営業。

各地でフロアの、客席の顔顔顔、

表情を感じられるのは、やはり嬉しい。

 

サイリズ=Silence Is A Rhythm

タカノタイチ君とのドラム&ベース・デュオ

 

 

ライブを急遽やるにあたり、

聴き返している2019年JAMでのジャムが

異様な熱量で、おもしろ

何度も聴いている。

 

「ジョー君のベースは、琵琶みたいやん」

と、この間久々にスタジオ入った際にタイチ君に言われ、

 

そうか、琵琶か。。。

 

と、合点がいくところあり。

 

パチーン!。。。。。。

 

と、弾ける音と、その余韻。

 

琵琶はいいよね、望むところだ。

 

 

ひとまず週末の仙台では、ベースを弾きます。

 

 

5/21(土)仙台enn 2nd SCBD「オールタイムベスト」

5/22(日)仙台enn 2nd SCBD「 BREAK ROCK 再現LIVE」

5/28(土)岡山hoshioto2022 SCBD

5/29(日)姫路BETA SCBD「オールタイムベスト」

5/30(月)大阪・雲州堂  サイリズ緊急session

6/4(土)仙台THE HA’PENNY BRIDGE  「Two Bassists On The Road」 w/佐々木健太郎

6/5(日)熊谷モルタルレコード 「Two Bassists On The Road」w/佐々木健太郎

6/11(土)青森Quarter  SCBD「オールタイムベスト」

6/12(日)盛岡Club Change Wave  SCBD「オールタイムベスト」  

6/15(水)渋谷Ruby Room  「FUNK session Night」

6/19(日)大手町三井ホール   SCBD「 GET UP 20周年LIVE」

 

まだまだ多数、書ききれない。。。

 

 

7/8(金)札幌で「ナガイケジョー独演会」やります。詳細後日。

 

 

 

 

えみジョー旅情&ミモザの話

【2022/4/7】

4月7日

 

晴れ。気温上がる。

 

今年も、リー・ブリロー命日。

Dr.Feelgood

 

書いてて思い出した、 She does it right.

 

 

桜も徐々に散り始め

リハへ向かう道中

皇居の辺りでは路面に桜舞う。

 

今日は出発時間ちょいと出遅れたので

絶対遅刻すると思ったら

いつもより早く着いた。不思議。

 

久々のバンドリハ。

バンドで鳴らす=ドラムの音量が基準

→各自の音デカくなる

 

耳キーン、バンドマンの日常。

 

週末~来週末~その先

ライブのセトリをさらう。

 

「オーガニック狂騒曲」は

たぶんスタジオで鳴らすのも十数年ぶり

なのでは?

 

久々過ぎ&アレンジが過激過ぎて、笑った。

カッコいいな、この曲。

トンガリくんだ。

 

例によって、

書いてたのにUPしなかったもの

今週序盤は、旅情LIVE終えて

一旦燃え尽きていたので、

このタイミングでのUPです

ミモザ感謝のお話もラストに

興味あれば、読み進めヨロシクです。

 

 

 

 

4月4日

 

朝から冷たい雨。

 

ここのところ気温低迷

ポカポカ春の陽気にはまだ遠く

どんより曇り空の下で桜も散ってく

ただ、薄墨色を背景にした薄紅色も

情緒あり、この季節ならではの味わい。

 

3/28「帰ってきた”おかもとえみとナガイケジョー”」

@三軒茶屋GrapefruitMoon w/ おかもとえみ

 

4/2「真昼の旅情」

@下北沢ニュー風知空知  w/ 佐々木亮介

 

と、先週は立て続けに”ふたり”ライブ2本。

 

どちらもここだけの選曲&アレンジ

だから当然ちゃんと準備(&気合)が必要。

 

本番直前のリハまで

ワーワーとみっちりやりつつ

あとは ON STAGE、瞬発力。

 

始まれば、終わってしまう。

 

どんなにイイと思える演奏をしても

(やっちまったなーという瞬間でさえ)

そこにはもう戻れない

二度と味わうことのできない、瞬間の連続

諸行無常ね、あぁその儚さよ

なんて尊いのでしょう。

 

 

もちろんバンドで鳴らすライブも同様

でありながら

バンドはもう少し”SHOW TIME”感

=エンターテインメントとしての性格強め

だから

ふたり時はもうちょっと内省的というのか

自分が好きな感じになればいいです

という気持ちを貫きたい

反面

とは言っても、

やっぱ場は盛り上げなきゃでしょ

長年SCBDで培ってきた精神がチラチラ

 

そんな時には

「自分の相撲!ジブンノスモウ!」

(RHYMESTERとの共演時に流行ったワード)

 

結局、自分は自分で

いきなりそれ以上のことになることはなく

等身大の一対一で音をお届け

 

 

この生身のカラダひとつで

自分には何を伝えられるだろうか?

とそんなことは今更

難しく考えてもしょうがないことで

生グレープフルーツサワー作るときの作法と

同じようにして絞り出された今現在のALL自分で

ドバドバと溢れ出るものがすべて

なのでしょう。

 

だからこそ

とっさに滲み出たALL自分で

鳴らした音、そいつと呼応する

相手の音

で成り立たせる、一対一のLIVEが

臨場感モリモリで

好きなんです。

 

個人的には

どちらも”Feel So Good”な

収穫あり達成感あり、

そしてもっとああしたいこうしたい、あり

な二本立て。

 

ご来場&3/28は配信ご視聴も

ありがとうございました。

 

そして

改めてライブで、その場の人たちと共有する

時間&空間、というのは

なかなか他にはない特別なものなんだなぁ

と、感じたことも、付け加え。

 

 

今回は、

三軒茶屋Grapefruit Moon

下北沢ニュー風知空知

 

鳴らせる場所があること、

これまたなんと尊いのでしょう。

 

そんな二会場にて

ちょっとだけ花売りと化した私

 

「ナガイケさんちのミモザ」

 

 

こちら自宅で”摘んだ”(←亮介くんにツッコマれたワード)

ミモザを束ねてドライフラワーにしたもの。

 

その売り上げ 27束×¥500

+αでキリよく=¥15,000 を

日本ユニセフ協会のウクライナ緊急募金

に寄付しましたので、

そちらの報告もこちらで。

 

正式な領収証は7月頃になるとのこと。

取り急ぎ、返信メールの文面を掲載。

 

 

ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

 

お持ち帰りのミモザとともに、

日々の暮らしに平穏&彩りをどうぞ。

 

いろいろ思うとこ、考えさせられること

多々ありますが、何はともあれ

祈・世界平和。

 

LOVE&PEACEの想いは

伝えようとしなきゃなかなか伝わらないみたい

まずは身近なところから。

 

 

 

 

ここんとこ。

【2022/3/16】

3月15日

 

朝、曇り。

 

徐々に日が差し、

昼、暖か。

春、本格化。

 

最近のこと。

 

日々の些事

いいことわるいこと

個人的に感じる様々な感情

そういったものに敏感であることが

むなしくなってくるくらいに

(自分のことで悩めるなんて、

平和もいいとこだ)

 

戦争

 

という過酷な現状が

どうしたって頭をよぎる。

 

 

最近読んでいた本が

 

『リトリート ブッダの瞑想の実践』

ティク・ナット・ハン

 

あまりにマインドフルにあふれ

うーん、わかります、わかりますけども

なかなか実践は難しいです。

 

マインドフルであればあるほど

この現実と、どう対峙したらいいものか

 

少々混乱したりして、ちょっとゲンナリ

 

いやそもそも三ヶ月も切らずに放置した

このモッサリした髪の毛がまずイカン

と、頼もう!と、いつもの美容室にて

髪をCUTして気分も爽快

 

その足で向かった

ザ・コレクターズの日本武道館公演は

まるで1ミリの迷いも感じさせない

どっしりとした大木のごとき

(=たいぼく。大木兄弟のことではない。

ハルさんトモさんも近くで観てらしたけども)

 

あの存在感、安心感はサスガですね。

 

ロックはドーンと鳴らさなきゃ。

チョコマカしてちゃイカンのよ。

大体がオマエのベースはチョコマカちょこまかと。。。

 

と、また雑念とねんごろな帰路。

 

なんて言いつつ、ここのところまた

自分の演奏に新たな局面を感じたりして

(自分のことで心を動かせるなんて、

平和もいいとこだ)

 

 

この間、リハ終わりに下北沢の古本屋

100円均一コーナー(a.k.a. 餌箱)で拾った

 

『踊りの心』尾上松緑(1971年)

 

歌舞伎役者。

伝統芸能に携わる人の言葉は、謙虚。

 

その「行儀ということ」という一節で

 

「十出来ても、それを九分なり八分でとめる」

、、、怠けるという意味ではなく、、、

十のもの十やったり十一やっちゃいけない

という意味のことです。

 

 

芸事の、真理

というのか。

 

 

全部の曲で、自分の十、十一を出そうとすると

自分で自分を窒息させる、というと大げさか

まわりも息苦しくなる、余白、吸って吐いて、

の呼吸

 

全然まだまだできるけど

あとはみんなよろしくね

 

それが、ちょうどいいライン。

 

みんなが生きる。

みんなを活かす。

 

コレクターズは、なんかそんな感じ、だな。

 

だから観てて、聴いてて

こっちもちゃんと呼吸できる。

 

 

とっちらかってるんで

明日には消すかも

 

なんて

 

(自分の都合で載せたり消せたり、

平和もいいとこだ)

 

 

自分が音を鳴らすことで

ちょっとでも周りに平和な気持ちが生まれたら

 

 

今はそれを信じて、自分の音を

感情を、その瞬間の感性を

しっかり鳴らしてこうと思います。

 

 

そして何より。

戦争の終結と、

世界中のあらゆる人々に

平穏な日常が戻ることを祈願しています。