ナガイケジョー
Come Rain or Come Shine
【2017/2/18】
2月17日
晴れ。あたたか。春一番吹く。
昨日、浜田真理子さんの『Town Girl Blue』と一緒に
たまたま購入したビル・エバンスの一枚。
BILL EVANS TRIO『THE 1960 BIRDLAND SESSIONS』
まさに春一番のようなライブ盤。
(正確にはライブ音源のラジオ・エアチェック盤)
ほとばしる熱。(音は、悪い、けど好きデス)
無鉄砲。向こう見ず。向かうところ敵なし。
これすなわち、Young Bloods。
スコット・ラファロのベース、やんちゃ。
ソロはもう何を弾いてんだかわからない…
けど、気持ちいい、深く、重い。いや、軽やか。すごい。
こんなヤツが年下にいたらヤダなぁ。嫉妬するなぁ。
この時、彼、24~25歳くらい。
Suchmos ハヤタ君か、あるいはハマ・オカモト君か。
演奏観ながらスゴ過ぎて笑っちゃうヤツ。
でもスゲーやつはいた方が良いデス。音楽がもっと好きになるから。
2/9 THE BAWDIES@Billboard Live Tokyo
そのハーフタイムに楽屋でSOIL&”PIMP”SESSIONSの丈青さんと音楽談義。
「丈青さん、鍵盤だと誰が好きなんですか?」というコチラの質問に
スティービー・ワンダー
ハービー・ハンコック
チック・コリア
ビル・エバンス
あたりを挙げていたので、
単純なアタシ、そこら辺をいま改めて聴いています。
というのも、丈青さんと色々話せたのが、楽しかった&嬉しかった。
音楽に対してとにかく真っ直ぐで、
気持ちよく演奏するためには相手にもたくさん気を使うし、
自分が提供できるアイディアや技術は惜しみなく捧げることができる、
無償の愛、音楽への。そんなこと言ったら、
「だってミュージシャンでしょ?」って
サラっと言われちゃいそうな感じ。
もちろんその日ご一緒したタブ君や栗原さんも。
パッカーンと開けてる、いいミュージシャンは。
ドンと来い。受け止めてあげよう。
越えてゆけるよ、一緒に鳴らせば。
そんな感じ。
パッカーン開けていたい、自分も。
その点、THE BAWDIESの四人もパッカーンとしてた。
だから一緒に楽しくやれた。気持ちよく受け入れてもらった。
あの日のライブでは、5人組のバンドになれた。
パッカーン開けてた、と思う、自分も。突っ走った。
その日の帰り道。
暫く余韻に浸っていて、何か聴こうかなぁ、と思いつつ
いやぁでもやっぱ、まだなんにも聴きたかないねぇ(余韻…)
みたいになって暫く経ってから漸く聴いたのが
Stevie Wonder『For Once In My Life』。
しみる。しみしみる。しみしみしみる。
人生の中で一度だけ…
いやいや、一度ならず二度三度、よろしくDOぞ。
いい音楽を鳴らしたいです。もっともっと。
2/13夜に、ちょいベース飲み会を開催。
BRADIOの亮輔くん、鶴の神田くん、須藤優くん、
須長和広くん、竹村くん、ヒトリエのイガラシくん、
I Don’t Like Mondaysのケンジくん、おかもとえみちゃん、
そしてベース・マガジン近藤編集長と。
ベーシストとは、わりと話合いますよね。
こんな”ベース人間”になる予定じゃなかった。
「ベースは自分の人生の一部であって、全部ではない」リー・スクラー
その通り。気楽に行こうぜ。先はきっとまだまだ長い。