ナガイケジョー
マジメとフマジメの間
【2017/6/30】
6月29日
曇り。蒸し暑い。
午後、リハ。のち、レコーディングのミックス作業。
何度目かの音直し。微調整。
寄せては返す、波のごとし。
昨日28日も、同じような行程。
一昨日27日は、「洋服の並木」にてスーツ新調。
今までにない色合い、So Cool! 仕上がり楽しみ。
さて、先週末(今週頭?)25日はPOLYSICSとの新潟。
ポリ祝20周年ツアー「POLYMPIC2017」。
付き合い古いですが、こうして呼んでくれて嬉しい。
会場入りして顔を合わせても
いたっていつも通りの雰囲気。
下北沢で会うような感じに、
ちわーっす、てな具合に。
ライブはもう間違いない。
さすが20周年!の貫禄と、
常に新しいサウンド&アイデアを追求し続けるストイックな姿、
かっこよろし。
そして何より、全身全霊みなぎるパンク・スピリット!
すんばらしい。
終演後、
じゃまたねー、てな具合にお別れ。
This is 信頼感。ありがとうございます。
同い年のドラマー=ヤノ君ともお約束のお茶をせねば。
近日中には、できますように。
先々週はまたライブを2本観に行って、いろいろ勉強。
6月18日は下北沢GARDENにて、
The Groovers 藤井一彦さんの生誕50周年記念ライブへ。
藤井さんとは2013年に福原美穂さんのバックで共演、
ツアーも回ったり、フェスにもご一緒したりと
そこから慕わせていただいております。かずひこ兄さん。
ロックンロールにブルースにフォークにソウルに、と
どんな音楽も硬派かつ繊細に弾きこなす凄腕ギタリスト。あっぱれ。
この日は氏ゆかりの豪華ゲストミュージシャンそろい踏みで
音の貫禄スゴいのナンの。
名前を挙げ出したらキリがないので割愛しますが、
50、60越してもハツラツとヤンチャに音を鳴らし続ける様は
観ていて誇らしい気持ちに。Keep On Rockin’! ありがたや。
んでもって、もう一本。
エイヤーッと年齢一気に若くなって、
6月23日は東京キネマ倶楽部へ、フレンズを観に。
おかもとえみとナガイケジョー、でもお馴染み(なのか?)
えみそんちゃん率いる新世代「神泉系」5人組バンド。
ライブ観るのは初めて、んで、なになに?この貫禄は!
結成間もないバンドとは思えない
歌&演奏、そしてMCの安定感。
ヒットしてね、いや、ヒットするでしょう。今後が楽しみ。
そんで、おかもとえみとナガイケジョーの新着ライブ情報。
7/24(月) 渋谷7th Floorにてイベント出演。
7/11の独演会から約2週間後、これまたお馴染みの”7階さん”にて。
お若い歌い手の方々に私コッソリまぎれさせていただきます。
また新しい音楽に出会えそうで、楽しみ楽しみ。さて練習、練習、と。
独演会もありがたいことにたくさんのご予約をいただきまして、感謝。
やっぱ7th Floorにしておいて良かったなぁ、と思いつつ、
人数が増えても、ナガイケジョーは一人&ベースはたったの一本。
孤独、ベース・アローン。
生きながら死人になりてなり果てて思いのままにするわざぞよき
死人のごとく、地中深くから鳴らすよ、生きている音を。
スリリングですよ、楽しみましょう。
ちなみに、まだまだ予約受付中。
●7thFLOORメール予約(nanakaiyoyaku+711@gmail.com)
と来たところで、まあまあ長々と書いてますが、
いよいよ今週末7/1(土)はSCOOBIE DOの東京キネマ倶楽部公演。
お初です。
ステキな場所です。甘く、切なく、とろけるような雰囲気。
一体どんなステージになることか…楽しみ。
先日フレンズのライブ前に近所を散策。
鴬谷のお隣り=日暮里~西日暮里辺りは、
高校&大学時代に毎日のように通っていたエリアなので
(先日ご紹介した柏駅~常磐線~日暮里駅という流れ)
懐かしさもあり。それでなくてもこの辺は哀愁漂う街なのに…
日暮里駅は京成線で成田&羽田へのアクセスが楽チンな場所なので
今や海外観光客の宿泊エリアとしておおいに賑わい、昔はもっと素朴なとこ。
ちなみにJRの駅を谷中銀座方面に出てすぐ左手にあるコンビニ(◯11)で
大学一年生の頃、一年くらい夜勤経験あり。
その店、今もありましたね。その節はお世話になりました。
お返し(?)に缶ビール1本買って、谷中銀座をウロウロ。
缶ビール片手に、なんてお行儀悪いかなぁ、なんて思っていたら
谷中銀座中そんな人だらけ。夕暮れ時、賑わっております。
古本屋「信天翁(あほうどり)」、店外の棚を物色。
(ビール片手に入店はさすがにマズイので…)
そのまま階段を下ると、屋根に猫の置物がある老舗酒屋さんや
揚げ物屋さん等々、さすが猫町=谷根千地区。ええとこだにゃあ。
さらに不忍通りまで行くと、道灌山下交差点近くに
「古書ほうろう」
ここはなかなかにディープゾーンでございました。
映画監督、岡本喜八著『マジメとフマジメの間』(筑摩書房)を購入。
いいタイトル。まじめとふまじめ。あいだ。エッセイ集。
映画『日本のいちばん長い日』、人生一度は是非。小説は、半藤一利氏。
血と死の積み重ねの上に、今があること。平和が一番。
てな感じで、谷中散歩。
お時間ございましたらキネマ倶楽部の前にでもいかがでしょうか?
晴れても、雨でも、曇りでも。
さあさあ、7/1、週末が待ち遠しいですね。