ナガイケジョー
2019年
【2019/1/12】
1月11日
新年明けて10日経ち、遅ればせながら
明けましておめでとうございます。
2019年はライブ終演後下北沢からの帰路電車内にて
シレッと一人なんの胸の高揚もなく迎えました。
日付が変わっただけと言えばそれまで、
いやしかし、正月休みをダラダラと過ごしていると、ふんわりしながらもどこかでパチッと気持ち改まるとこあります。
はい、本年も気合い入れて、時に脱力しながら
楽しみながら、ベース弾いたり、歌ったり、
何か書いたり、思い描いたり、紙に描いたり、していきます。
あとは食べたり飲んだり、着たり脱いだり、住んだりしながら
一人の37歳オトコとして人間らしく生きていきたいと思います。
年末。
昔から気になっていた出版社「夏葉社」さんの書籍を何か読んでみようと思い、本屋さんの棚から選んでみた『埴原一亟古本小説集』。
埴原一亟。はにはらいちじょう。
物書きにして、古本屋店主。
クズの中から宝物のような書物を見つけ出そうとする熱情、執念。
ツンと鼻をつく、人間の汗と生活のニオイ。
淡々と綴られる文章の中から、モワッとにおい立つ当時の風情が
読んでいてなぜか心地よい。
キレイさっぱり無味無臭の日々なんてツマラナイよね、
あとは主人公が肝心なところで泥酔しちゃうところとか、
妙に共感。いかんいかん、と言いながら燗をつける。なう。
年始のライブは大阪独演会&サイリズsessionにて幕開け。
どちらも刺激的な夜、ありがとうございました。
正解でも不正解でもどっちでもいいからムチャなことやってみたい
ってのがそもそもの独演会のテーマだった、ような
毎回やりながら、やっぱこれムチャだ、でも気持ちいい。
というリフレイン、今回も楽しみながら、ひたすらベース。
セッションも、タカノタイチ君のドラムとは考えるに
呼吸が乱れるタイミングが似ている、思いがけないところで合い、
肝心なところで合わない、その振り幅がおもしろい。
新年から充実の二日間、幸先良し。引いたおみくじも大吉。
明日から札幌、トーク&ライブ。
SCOOBIE初め、景気良く、楽しみましょう。
あ、新曲。サバイバルファンク。
ポッとハートに火をつける、生命力溢れるファンクチューン。
クセになるリフ、思いがけない展開。
みんな一聴してDO思うかな。
こちらもぜひ楽しみにお待ちください。