マツキタイジロウ
ツアー走り書き⑦
【2019/11/26】
11/23
前日に金沢に入る。
宇宙軒のトンバラ。んまい。
駅前に鎮座する「鼓門」とドーム型の駅舎が美しい金沢駅。
夜はムーディー。
2年ぶりのVanVanV4。
フロア下手の通気ダクトに書かれた自分達のサインはもう16年も前のものだった(インスタの動画に一瞬映ってます)。
金沢プラスワンモーの皆さんの「待ってました!」って感じのリアクションにこちらもついつい熱くなる。
11/24
長野へ。
ポッカポカの長野の街。
暖かさに気持ちも緩くなり、機材車にシャツを忘れて本番前に急いで取りに行く。
よく見ると内装も洒落てるJ。
駅の南側にある時から現役のはずのドラム缶。
毎度セットリストを変えながら、リハーサルで久しぶりにやる曲を確認し演奏し、新たに魅力を発見したり。
やり続ける、作り続けることの面白さに触れる瞬間。
音にダイレクトに反応してくれるフロアは、外のポカポカを飛び越え熱々。
一音一音大事に演奏する。
本日の1曲
「Chega de Saudade」/ Antonio Carlos Jobin
束の間のポカポカ陽気が一瞬で去ってしまった寂しさを音にしたら、こんな感じ。
ツアー走り書き⑥
【2019/11/20】
11/10
水戸ライトハウスへ。
水戸でワンマンは2度目。
昔からの熱心なファンも多い大切な北関東。
じっくり味わってもらえるよう丁寧にプレイ。
街中からは想像もつかないが、街から少し離れれば先日の台風の壮絶な被害から立ち直れない土地がまだまだあるとのこと。
ライヴを見てもらった上で募金もしてくれるプラスワンモーに感謝。
11/13
ジャズピアニスト別所和洋くん(Gentle Forest Jazz Band)と立ち上げたイベント「バンドマンもJAZZる夜」。
JAZZを色んな角度から楽しむための新たな企画。
ジャズギター、と呼べるレベルか分からないがジャジーな演奏を人前で初披露。
別所くんのおかげで非常に楽しく有意義な夜に。
次回は来年3月頃を予定。
ギターとピアノのデュオはスリルがあり、また2人の呼吸が合えばどこまでも登り詰めて行ける楽しさがある。
11/16
盛岡the five morioka。
外は間も無く零度ほどの気温、だがフロアは蒸し風呂。スクエアでウッディーなフロアとの距離感がちょうど良く、毎度いいライヴだったな、と終演後自画自賛しがち、のthe five morioka。
今回も例の如く。
前日の夜になぜか街中を走るバスの写真を撮っていた。その見た目に懐かしさ、を感じたからだと思う。
11/17
仙台enn 2ndへ。
今年3度目の仙台。
移転前からお世話になりっぱなしのenn 2nd。
フロアはお初の方からマニアの方まで幅広く揃っていそうなムードだったが、実にリアクションが気持ちいい。
いいアルバムを作った、と実感。
本日の1曲
「高い塔」/ 小沢健二
以前BOSEさん(スチャダラパー)に「小沢君は爆弾作るつもりで歌詞書いてるから」と聞いた事があるが、正にその言葉が真実だと思わされる今回のアルバム。
【2019/11/9】
11/1
前々日に大阪にてトークイベント。
翌日福岡まで移動し、ようやく大分へ。
久しぶりな気がしないのは6月のアコースティックライヴぶりだから。
コンパクトで暑いClub SPOT、緻密なプレイを心がける。
11/3
前日に鹿児島へ移動。
おはら祭というお祭りの真っ最中。
街の熱気がフロアにも伝わっているかのようなSR Hallの盛り上がり。
遊びに来てくれた人生補欠のメンバーやSR、WALK IN STUDIOのスタッフらと珍しく全員集合の記念写真。
11/4
福岡CBへ。
楽屋にも鎮座する大先輩の前でヌルいライヴは出来ない。
スクービー、24年分愛されてるな、と感じる福岡のステージ。
11/6
前日移動し、神戸太陽と虎へ。
ふざけているような内装に惑わされるが実は常に改良されているステージと音響。
新曲はもちろんだか、24年分のレパートリーも惜しみなくセットに加える。
本日の1枚
「DELUSION」/ Shotgun Runners
スタイルを貫くことの素晴らしさ、強さ、美しさ。気付かされることが沢山ある新作。