マツキタイジロウ
Young Bloods vol.3、4
【2017/2/14】
SANABAGUN、反骨心が確かな技術からこぼれ落ちてる様がカッコよかった。
熱いFunkナイトの余韻を引きずりながら、先週末は名古屋、大阪へ。
雪で通行止めの東名を回避し雪深い中央道で名古屋へ。
もはや名古屋の実家=UP-SET。
これから温泉でも浸かりにいくようなゆる〜いリハまでの時間を過ごす。
Young Bloods Tシャツ。
上着の下からチラ見せがオシャレ。
斜めに斬り込むリリックと緻密且つ大胆なトラック、フリースタイルや二枚使いといった確かなスキルも武器に存分にフロアをロックしていたCreepy Nuts。
アンコールでは「合法的トビ方ノススメ」Funk ver.でセッション。
こんな感じのもっとやりたい!と打ち上げではプロモーションしたりしつつ、オフステージではメチャメチャ面白い好青年2人。
人前に出ても全く緊張しなくなってしまった、と言う松永くんの無敵感が頼もしい。俺もそうなりたいな。
またやろう。
山本屋総本店の味噌煮込みうどんセット。
麺の硬さが病みつきになった最近のマスト名古屋土産。
本番前、心斎橋JANUS名物塩焼きそばを初めて頂く。
スパイシーで美味い。
ストレートで爽やかで懐かしさと切なさを適度に散りばめた楽曲と随所にブルージー且つスリリングなパフォーマンスが素晴らしかったSlimcat。
演奏してみてより一層好きになった「Emily」、ホント名曲。
オアシスを観て絶対バンドやる!と決めたというVo.小川くんの話を聞いて一層胸がキュンとする。
ストレートな楽曲をそれぞれ違ったルーツを持つメンバーが奏でることでSlimcatにしか鳴らせない音楽になっているんだな、なるほどこりゃBawdiesやgo!go!vanillasの血を受け継いでるんだな、ふむふむ、とひとり頷く41歳。
またやろう。
ここ最近地方の関係者に会うとまず「いい若い芽います?」って話から会話が始まるが、終演後「よなよな」でおなじみライター鈴木淳史氏より関西方面でも更にイキのいい若手、球根から掘り起こしておきます!と頼もしい言葉を頂く。
不況と言われる今よりはまだマシだった20年前の音楽業界において俺らも若手だった。
でも誰かの何かの力でどうにかなる、なんて考えるより自分のスタイルでどうやったら目の前の客に刺さるかどうかだけ必死で考えてた。
なんだかそんな事を思い出したし、今もまだそんな気持ちでいるってことに気づかされる。
今週末はYogee New Waves、そして爆弾ジョニーと。
色々やるよ。