前年、試験的に『Vol.0』(04/9/18)が行われていたクロスオーバーパーティー『Root&United』がいよいよ本格的にスタート。この頃はまだオールナイトのイベント。『Vol.1』(1/21)は対バンのCENTRALからホーンズ&Perc中野タイジが加わり、この後イベント恒例となるセッションも初めて行われた。
ライヴ終盤にフロアのオーディエンスと上着を交換し(たんだと思うんだよな、確か)、革ジャンを着たままライヴを終えた俺。この時の顛末については次のCDのライナーノーツとして山名昇氏が熱い文章を書いてくれた。そのCDが…
アルバム『PLUS ONE MORE』である。05年3月30日リリース! “PLUS ONE MORE”という言葉が生まれた記念すべき一枚。shiva-eriの写真がドカーンとジャケになったのはDECKRECKから出した『No.3』、『beach party』に続き三度目でありスピードスターでは初。Wでめでたい!
アー写。とにかく赤い壁!と盛り上がっていたので、南青山にあるRock Bar『Red Shoes』にて撮影を敢行。うむ。イメージ通り!
サブアー写。この日は朝6時ぐらいからの撮影だったので…
着てるものとかも色々変えて色々撮る。不機嫌に「どーもー」と話を始める新感覚漫才師のような俺。目に見えて朝に弱い。これはアウトテイクだがね。その後…。
そのままPV撮影に。あらカッコE!
怪しい雰囲気のある照明を好むリーダー。このシチュエーションはピッタリじゃないか!
ノリノリのまま撮影は進んだのだがあえなく時間切れ。結局、PV終盤に出てくるエローい感じのお姉さんは別の場所で撮影するということに。残念だにゃーと思っていたら…
あら! レヨナ!!
あらら! 東京キャバニーちゃん達! な〜にこれ俺ついてる!?
というような神様ありがとう!な共演もあった『Root&United Vol.2』(5/5)。ソイルホーンズ、タブゾンビ&元晴との初共演もこの日! SCOOBIE DO登場SE『Chant for Bu』の生演奏から始まったセッションに今までと違う高まりを感じたんだよね。対バンは犬式。リズモな匂いがしてきたぞー。
焼津の港で行われた『MUCHAS GRACIAS LIVE - DES'05』(5/15)の前日リハ。前日打ち上げ(凄いシステム!)のマグロも美味かった! が、雲行きが怪しい! 大丈夫か!?
と思ってたらやはり大雨! と思ったら俺らの出番の時には快晴! 俺達、晴れ男か!? 向こうに見える白ーいやつで港感が伝わったらと思います。
フリーペーパー『風とロック』のTシャツ紹介コーナー用写真アウトテイク。後ろの三人はたこ焼き食ってんのかな?
これは何に使ったんだっけかなぁ。急遽写真が必要になってリハスタでshiva-eriに撮影してもらった一枚。こういう風に耳が出てる女の子に弱いとドランクドラゴン塚地氏が言ってました。関係ないですか。そうですか。
キタ! 『Root&United Vol3』(7/24)。ここで初めてFunk-a-lismo!という言葉が世に出たのではないかな。対バンはご覧の通りRHYMESTER。フライヤーデザインはようやくここで初コラボとあいなったBBJ D.C 近藤幸二郎氏。とうとう“リズモここから!”なのか!?
恒例のセッションにて初カラミ! FUNKY 3 MICROPHONES! ベスト盤にも収録の「TIGHTEN UP」をセッションしたり、ライムスのナンバー「This Y'all, That Y'all」をSCOOBIEバージョンで演奏したりと盛りだくさん!! 結果…
ドカーン!と。“ロックとファンクの最高沸点”Funk-a-lismo!が産声を上げた瞬間。うーん感慨深い!
前年に引き続き、材木座でのビーチライブも。『GROOVIN'』(8/10)。だいーぶ暗くなってからのスタート。ビーチでのライヴもまたやりたいねぇ。
この年はエレキセットでの演奏。が、どこでどのようにやってもそのエロさに変わりはない。
電気が流れるとこの表情になるようだ
一年でMOBYも随分大きくなったのでドラムがちっちゃくなっちゃったよ。そんなわけはないよ。ビーチ用にちっこいドラムを借りてきたようだよ。
ライジングサンロックフェス(8/19)。この年は元東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田さんがオーガナイズするイベント『taboo』のライジング版に出演させて頂く。『PLUS ONE MORE』や『Root&United』で得た手応えのようなものをライジングのステージでぶつけたかったので呼んでもらえて本当にありがたかった。多謝。
ラフォーレ原宿玄関前で行われた無料公開ライヴイベント『GROOVE IS IN THE SKY』(8/28)。
お! 中からも観てるぞ。「どーもー! スキマスイッチですー!」
こういう普通じゃありえないシチュエーションってのは…
燃えちゃうんだよね。
おおおお。急に人が増えたぜ。これはというと…
『OTODAMA〜音泉魂〜』(9/3)だ。この年はまだ隣に同じくらいの大きさのステージがあって交互にライヴをするっていう方式だったんだよなぁ。
引き続き『OTODAMA』。ステージ上のFUNKY4 & PLUS ONE MORE! ジャパニーズロックファンにはお馴染みのローディー、峰さん!
テントブースではMOBYのDJもあり。最後は全員の「アダモちゃんぺ〜イ!」で締め(嘘)。この『OTODAMA』の主催は“ロックンロールスピリッツとプロレススピリッツの最高沸点”、関西のイベンターさん清水音泉。あまりのE塩梅に年々参戦者が増え続けているイカしたフェスなんである。未体験の君は迷わず行けよ! 行けば分かるさ! アリガトーッ!
そのまま音魂会場を後にし、一路福岡へ。初の『SUNSET LIVE』(9/4)。雨が降ったり止んだりだったが…。
俺達の時にはパタリと止む。うーむ、やっぱし晴れ男だねぇ。『SUNSET LIVE』常連、ニューオリンズスタイルのブラスバンドであるBlack Bottom Brass BandのYassy、Coo君も加わって「夕焼けのメロディー」を演奏。
二人はアルバム『beach party』の頃からの付き合い。クールでシャレオツなCoo君とは対称的に、全身を使ってトロンボーンを吹きうねる(あえてこう表現したい)Yassyのプレイは本場ニューオリンズにもいないだろ!ってくらいオリジナルなもの。まだ聴いたことないという君、是非一度ライヴで体感して欲しい!
で、久々のロングツアー『TOUR2005 AUTMUN Funk-a-lismo!』(9/11〜11/5)に旅立つ。東京5DAYSを含む、24公演。
このグラフィックを用いたBBJ D.C/近藤氏の初デザインTシャツが売れまくり、即品切れとなって一同驚嘆!!
唐突だが、写真があったので'05年当時の使用機材を紹介。ナガイケジョーのベースはFender Jazz Bass'74。これは今現在も変わらず。プレイはもちろん最近また音自体が進化してきた気がする。アンプ、ヘッド共にこの頃はacousticのものを使用していたようだね。
MOBYのドラムはスネアが50年代、タムが60年代のもので共にラディック。バスドラのみCANOPUS製。後は良く分かんねーやー(投げやり)。今現在はこのセットからバスドラが変わった模様。ヘッドに書かれたロゴはJames Brownのレーベル『people』のロゴに似せてつくられたもの。カッコEー!
リーダーのギターはGibsonのフルアコES350-T。これまた今現在も。自ら色々改造を施しているらしい。通りであり得ない音が出てるわけですよ。ワンアンドオンリーな音です。
アタスはハーモニカがHOHNER special20 or Marinband、マイクはSHURE BETA58、アンプはFenderのCHAMP-AMP! 今もこれ! 最近ライヴであまり吹かないんだけどBEST盤出たらそんな曲も久々にやりたいね。(以上、参考文献:SCOOBIE DO唯一の バンドスコア本『SCOOBIE DO BREAK ROCK』)
あっという間に、地方公演ラストの秋田LIVE SPOT2000(10/31)での熱演が終わり…
ペコリ〜。で、東京に戻って…
ツアーファイナル『Root&United Vol.5』(11/5※試験的に開催したVol.0もせっかくだから数に入れようということで、Vol.4 は欠番になった)。この年『Root&United 』は年四回開催。まさしくFunk-a-lismo!元年! このVol.5より夕方スタートとなる 。
ZAZEN BOYS・向井秀徳氏とPrinceの「BAT DANCE」でもって異種格闘技的セッションを敢行。“六本の狂ったハガネの振動”フェンダーテレキャスターを差し出された俺、性的衝動甦り…
食べてみた。
この年の多くのセッションで新しい感覚を随分と知ったような気がする。
この日の打ち上げはもつ鍋をみんなで食った記憶があるので、この牛丼屋での飲みは三次会ぐらいか。
「てめぇついだんだから飲めよぉぉぉ。俺の酒が飲めねぇってのかよ!」とMOBYに酒をすすめるリーダー。翌日にアルコールは残しても、記憶、後腐れを一切残さ無いという男らしいタイプ。












Funk-a-lismo!元年の2005年を終え、いよいよスピードスターラストイヤー2006年へ!





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