Q.簡単な自己紹介をお願いいたします。

外山尚吾(36歳)映像ディレクター

Q.今回のPV『MIRACLES』のコンセプトは?

 PVは【60年代の音楽番組風】というコンセプトで撮影しました。番組オープニングMCパートをデザイナーのヤング・ワカツキ氏に依頼。絶妙の演技を披露してくれました!最高!!
 普段60年代の映像をYOU TUBEとかで見ていて、写り込んでるカメラマンがカッコいいなあと思っていたので、曲中も外国人エキストラを当時のカメラマンという体でわざと写りこませました。外国人カメラマンのセクシーな腰付きも要チェックです!
 そしてTHE NEATBEATSのMr.PAN氏所有のビンテージ機材に囲まれた夢のようなスタジオ【グランド・フロッグ・スタジオ】はどこを撮っても画になりますよね!当時も中継とかってあったのかな?結果「ザ・ベストテン」的な感じになったかもですが(笑)
あとは、とにかくSCOOBIE DOの演奏をストレートに見せたいというのが一番でした。
最近のPVとしては展開の少ない構成かもしれませんが、逆に彼らのミュージシャンシップをしっかり見せることができたのではないでしょうか。

Q.今回で5作品目となるSCOOBIE DOのPVですが、
SCOOBIE DOのPVを制作する際に心がけている事などあればお願いします。


 僕とSCOOBIE DOのメンバーは大学時代からの友人ってこともあって最初は内輪受けにならないように気を付けてましたけど、最近は内輪受け大いに結構、楽しんだもん勝ちと思ってやってます(笑)あとメンバーみんな自然体で、それも彼らの魅力だと思ってるのでPVだからといってあんまり格好付けさせないようにはしてますね。ただモビーは常にカメラ意識してバキバキに格好付けてるつもりっぽいですけど(笑)まあ、とにかく、ホントに何やっても画になる連中なので、型にとらわれず自由に発想するように心がけてます!次は【SCOOBIE DO激怒】っていうPVも撮ってみたいですね。


Q.今回のPVも含め、今まで製作したSCOOBIE DO PVの中でお気に入りのもの、
また、撮影時に印象に残っているエピソードなどがあればお教え下さい。


 全部お気に入りだけど、一番は「真夜中のダンスホール」かな。僕の尊敬するage13というアーティストに、コマ撮り用の超カッコイイ人形とか宇宙船作ってもらって。ただ調子に乗りすぎて大赤字こきまして、プロデューサーに怒られましたけど、、、
 撮影時に印象に残っているのは、何といっても「MIGHTY SWING」ですね。大赤字の「真夜中のダンスホール」の反省を生かして製作した超低予算PVです。(笑)【4人がホットドッグの大食いに挑戦する】という、ただそれだけのPVですが、偶然スペシャかなんかで放送されたのを見て、すごい違和感で笑いました!倖田來未さんの超豪華PVの次かなんかに流れたような(笑)自分の所属する会社の会議室で40本ものホットドッグを用意して撮影しました。40本は無理かなあと思って、メンバーに「半分にする?」と言うと、この撮影に向けて丸1日絶食してきた腹ペコFUNKY4は「全然大丈夫だよ」と自信満々。シュウ君なんかちょっとすかして「いけるっしょ」とか言ってた気が、、、いざ撮影開始すると、2本目ぐらいでみんな「無理だ!絶対無理」とギブアップ寸前。パンが口の中の水分をどんどん吸収するみたいで、みんな「パンが、、、 パンが、、、」と悶絶しておりました。その辺を注意して、もう一度PV見てみてください。
※ちなみにモビーはホットドッグ8本+ラーメン1杯食べてたはず!おそるべし

Q.最後にSCOOBIE DOのファンの皆様にメッセージがあれば是非!

 何といってもSCOOBIE DOの魅力は奇跡のようなライブ!!一緒に日々のストレス全部発散しましょう!僕もたまに会場にいるので是非声かけてくださいね!

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