ゆびびき舎と、罪深きバンドサウンド。

【2020/9/10】

9月9日

 

晴れ。まだまだ夏の日差し。

 

4月以降の”STAY HOME”期間から

個人のグッズを個人で受け付けて通販

音源も制作したり、とやってく中で

ふつふつと芽生えた、通販ショップ開設。

 

色々検索、やるかやらぬか

考えててばかりでぐったり

それももったいない、ので

始めました、「ゆびびき舎」

 

https://yubibikisha.thebase.in

 

ゆびびき、って響きが好き

漢字にすると、指弾き

知らない人からすれば

指弾されるの?なんか怖い

でも、ひらがなにすれば

ゆ び び き

形も奥ゆかしく、和らぐ

曲線の美か。

 

 

手ぬぐいは柔らかな風合い

ゆびびき、の響きに合う

また音源やZINE、その他

イラスト描いたり、何やかや

少しずつ面白いもの&こと

作っていければ、とそんな昨今。

 

自分から動き始めれば

それが引き金となって

あれもこれも、動かなきゃ

という気持ちになってくる。

 

常に流れて

流れの中、

淀みに浮かぶ泡沫

プクプクと泡立って

かつ消えかつ結びて

と、風流ぶってても仕方なし

流れ、作ってこう、自分なりに。

 

 

昨日はバンドで久々のREC。

 

マツキ氏のディレクション

演奏はなるべくシンプルに

メロディーと言葉、

つまり”歌”を最優先に。

 

スタジオで演奏する

ヘッドホンから聞こえてくる

自分の演奏を聴きながら

あぁなんかいつも通りだな

と思う。

 

リズムの取り方、フレーズの滑らせ方

もっとシンプルに

変にこねくり回さず、

どっしりと、長い音符で

芯のある音を、鳴らすのだ。

 

盛り上がるところ

ここはいつもだったら

上に駆け上がってた

を、ぐっと我慢

余白を残す、歌声よ羽ばたけ。

 

で、本日歌入れ。

こんなご時世、スタジオには集まらない

ミックス作業もお任せ、

後から自宅リモート確認。

 

送られてきた音を聴いて

その音の良さ(表現が月並み過ぎ)

ドーンときた音像に

わ、バンドだ!

これは、、、スクービーだ!

という、ある種当たり前のサウンドに

何だか異様に感動して

立て続けに四、五回聴いてしまった。

 

自分の音も居心地が良さそうに

のびのびと聞こえる。

周りの人、みんながプロでした

そっか、そうだったのか

みたいな、気分。今さら。

 

全部を自分一人じゃできないんだ

バンドサウンドの魅力、

取り憑かせる、その罪の深さ。

そんな当たり前のこと。

今も書きながら、聴いている。

すでに旧曲か、ってくらい

純度100%のスクービー印。

 

あ、アレあの後、

もう一回ミックスやり直したから

って、次会った時に言われたら、笑うけども。