ジャムれば、楽しい

【2020/8/28】

8月28日

 

晴れ。まだまだ残暑健在、これって酷暑。

冷房の風全開の車内、カーステのボリュームも上がる。

 

リハへの道のり。

ジャズから始め、ビル・エバンス。

エディ・ゴメスのベースは忙しい。

小股で坂道を駆け上がっていくような

夏期集中特訓、みたいなフレーズ多数

(つまり流麗、とも言える)

今日の気分にぴったり(どんな気分?)

練習したくなる。

 

銀座辺りまで来たところで、

ポール・チェンバースにチェンジ。

ベース・オン・トップ。

 

コントラバスの弓弾き、重厚。

大股で一歩、なるべく遠くまで行きたい。

歩幅合わせて、呼吸合わせてせーので進もう。

信号ごとに赤、足止めくらうね

2020年みたいな下道TOKYO。

急がなければ、なんてことはない。

結果、3分くらい遅刻。

 

音を合わせるのは、楽しい。

ベースって楽器は特に、

本来一人で弾いて満足できる楽器じゃない。

 

前に吾妻さんトリオの配信ライブで

ベースの牧さん

「家でクリックに合わせて練習してました」

に、吾妻さん一言

「あんた、それ、つまらなさそうだねー」

 

そう、クリック練って、大事かも

だけど、面白くはない。

面白さを見つけようと努めること、

それも大事(だけど)

演奏のアラとか、ヨレとか

見たくないものとこんにちは

初めまして、でしたっけ?

不安になることばかり

はー練習練習、そっからの一山ふた山。

越えて超えて、天城越え。

あなたと越えたい

みんなで演奏すれば、楽しい。

 

帰りの道中では、

棚からひとつかみ。

くるりの「音博2011」のDVDを流す。

石川さゆりさん、天城越え。

鬼気迫る、鼓の音が響く。

あの音

勝負の時って、気持ちが高まる

ポン!いざ

ポン!進まん

ポン!この道を

 

決まって渋滞する、船橋の道。

足止めのトラフィックジャム。

ジャムろうぜ、って今みんな言うのかな

(一緒に演奏しようぜ、の意)

 

アナログフィッシュ、ピーズはるさん、

そしてフラカンの横アリと

最近配信ライブ目白押し

それぞれいろんな魅力

ジャムってこう、配信無観客

電波の向こう、たくさんの目と耳

心、感情。動いた動いたマイハート。

恋は電波に乗って、これはジュディマリ。

JAMだね、次のドライブはそこら辺で行こうか

This is a Modern World、それはThe Jamだぜ

リッケンバッカー、アンプ直で。

オーバードライブ。走る雲の影を。

 

さて。

 

来週31日は、納涼配信ライブ。

アップライト気合を入れて、

届けましょう。汗かいてこう

電波の向こう、それぞれの思いを乗せて

ジャムろうぜ。楽しみましょう。