2/26のSCOOBIE TWOセトリ

【2021/3/2】

2/26「SCOOBIE TWOの配信ライブVol.4」

 

1. 真夜中の太陽 (SCOOBIE DO)

 

Em→Aは解放弦で弾けるのでギター一本でもダイナミックな必殺リフ。

久しぶりにバンドでもやりたいぞ。

 

 

2. 世界は僕の両手に (ザ・テンプターズ)

 

和製ノーザンソウルの名曲。バックはデキシー・フライヤーズとメンフィスボーンズ、と来ればサウンドもプレイもたまらんが、ショーケン以外のバンドのメンバーはもっと堪らなかったのでは、と想像する。

 

 

3. 僕を呼んでおくれ (マオ)

 

日本に何人かいる「和製エルトン・ジョン」のひとりに分類されがちだが、もっと複雑に絡まった和と洋のバランス感は他になし。バックは稲垣次郎とソウルメディアだからして、JAZZ ROCK化したフォークソングを味わえる。

 

 

4. 朝、昼、晩 (深町純)

 

コンガとギターカッティングのグルーヴがまるで坂本慎太郎さんの新曲、と言われても頷けるほど時代を感じさせないクールな楽曲。転調し続ける進行が気持ちいいので、ギター2本でお届け。

 

 

5. 世の流れに (生田敬太郎)

 

和製R&Bの名曲。ホントはギター一本の弾き語りだったのかも知れないが、バックのJAZZ ROCK的アレンジが歌詞の世界観と拮抗し緊張感とクールネスを生み出しているところが大好き。

 

 

6. You Said  (The Primitives)

 

ジミー・ペイジ在籍時に発表されたシングル。若者がR&Bを荒々しく渋みなどみじんも感じさせず演奏するお手本のような楽曲。

 

 

7. It’s too late (Carole King)

 

大名曲だが、シングルなのに間奏が案外たっぷりある所にキャロル・キングがデビュー当時から既に大御所だったことを勝手に感じ取り、やはりその通り演奏しなくては、と恐縮しながらの演奏になっております。

 

 

8. あなたなしで (朝川マキ)

 

サザンソウルシンガーOtis Clayの代表曲「Trying to live my life without you」の浅川マキさんの訳による日本語詞バージョン。浅川さん、石川県のご出身で、ジャズやブルースやタバコの煙のイメージの向こうにのどかな昼下がりの金沢は犀川沿いの風景をつい浮かべて聴いてしまう。

 

 

9. ジャン (南正人)

 

今年亡くなられた伝説的フォークシンガー。濃厚なブルース声で歌われる異国の話かおとぎ話か現実か判別を拒否するような詞とアコースティックギターの不穏なリフが絡まって、ついもう一度確かめるために何度も再生してしまう。

 

 

10. 大きなけやき (小坂忠)

 

’76年NHK「おかあさんといっしょ」で田中星児さんが歌ったようです。小坂忠さんの「もっともっと」というライブ盤に入ってるバージョンで。どちら大人の童謡と呼びたいくらいオシャレなアレンジの名曲。

 

 

11. Her mystery not of my high heels and eye shadow (Jonathan Richman)

 

2番はシュウくんによる訳詞で。

TWOでツインギターをやるきっかけになったような曲。楽しいんだけど寂しいような、嬉しいんだけど足りないような、光が照らしきれない影を丁寧に描くような素敵な楽曲。

 

 

12. 同じ風に吹かれて (SCOOBIE DO)

 

ギター一本でやるとバンドの時よりダイナミックな風景が現れる不思議な曲。コード感のベタさがそうさせるのか。

しかし何度聴いても歌っても気持ちいいメロディー。