かたりあう

【2017/3/25】

 

3月25日

 

に、なったばかりの、夜。

24時。何分かが過ぎ。

 

3月24日。

神戸から福岡へ走った。

助手席で本を読み、15分くらい経つと寝ている。

しばらくしてまた起きる。交代して、運転。

 

結局8時間程の旅路。

本読んで寝て、運転して、

身体は一切使わず、

神経は一点集中高速の上、

それはそれで疲れる。

 

着いたらひとまず、だらんだらん。

 

結局今宵もまた飲んでしまいました、

いつ来ても、福岡の街は賑わっていますね。

まぶしい、よきこと。

 

All the people are dancing’

and having such fun,

I wish it could happen to me..

 

The Velvet Underground「Afterhours」の

歌詞が頭によぎる夜。

 

すでに結構いただいてますけども、

もうちょっとだけ飲んで眠ろう。

焼酎、お湯で割って。いただきます。

 

明日はSULTAN OF THE DISCOと福岡CB、

まだ未体験の方も、そうでない方も是非踊りに。

時のうちに。楽しめるうちに。二度と来ないこの時を。

 

ただいま部屋で、騒々しいテレビを横目に

いつもの相棒、ベースを抱いて。

 

年上の恋女房、

ベースさんがちょいと

二人きりで語り合いたいと言うので

春にまた独演会でもやろうかと。

 

語り合うこと、

しんみりと、しっとりと

語り合える人がいるというのは

いいもんです。

 

 

 

 

あいだ

【2017/3/24】

3月24日

 

晴れ。神戸の朝。

 

昨日、太陽と虎。
ライブは毎回新しい気持ちで。
懐かしい曲もいくつか。
新曲「ensemble」も馴染んできた。
みんないい顔してました、ありがとう。

 

先日、高野太一くんにオススメされた本
木村敏(きむら・びん)著『あいだ』
三宮の書店で購入。

 

 

なんでこの本を紹介されたのか記憶曖昧、飲みながら
「オレにはまだ早過ぎる…みたいに思うデ〜」と。
実際チンプンカンプン、でも音楽に関する記述は少し
わかる気がする、気がする、もう少し読んでみよう。

 

旅です。わりと長旅。

 

札幌から羽田経由して大阪。そして神戸。
あれ、まだ三箇所目。
このあと福岡、そして釜山へ。

 

韓国からSULTAN OF THE DISCOを迎えて。
日本でも彼らのパフォーマンス、ウケてます。
さすがの完成度、エンターテインメント。嬉。

 

21日の大阪は怒髪、フラカンと安心安定の。
キャピタルレディオ梶さんの涙、愛と笑い。
想いのこもった現場、ありがとうございます。

打ち上げではマエさんと増子さんとたくさんお話。
シビレる瞬間が何度もあったな、二人ともグレート過ぎ。
ピーズの話も。武道館、楽しみ。

 

鈍く、鋭く、丸く、尖る。
ベースのお話。
自分の音は、新しくはない。むしろ古い。
うまみ、出さなきゃ。とろみ。ふかみ。えぐみ。
み。みをいれる。みみみ。

 

なんて、神妙な顔して書いているかと思いきや、
なうONIGAWARA聴いてます(ちょうど発売週?)
わたしも「タンクトップは似合わない」もんで。
毎度イイトコ突いてくるな、さすがだな、
またすぐ夏がくるな。

 

 

まあまあいろいろ食べてます。
よいよいへろへろ飲んでます。

 

札幌・福鳥のトリ3本。

 

札幌・福来軒の味噌。

 

たまにはカレーでも。

 


大阪・CANTEGRANDEの本日のカレー×ココナッツカレー。

 

神戸・丸高。

 

 

さぁ福岡へ、バンドワゴンアゴーゴー、安全運転。

 

 

 

さよならフリーダム

【2017/3/11】

3月10日

 

晴れ。

数日続いた冬の逆襲のような寒さから幾分解放。

 

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バンドリハ。

沖縄、六本木、札幌、大阪、神戸、福岡、そして韓国釜山。

ライブが続く、それぞれのセットリストに向け準備。

かなりバリエーションに富んだ内容。

懐かしい曲も久々にやると格段にうまく演奏できる。

楽しみましょう。

 

またまた書きかけの文章がドロドロとたまっていたので

吐き出す。

 

 

 

3月5日

 

啓蟄。

あたたかな一日。

ひなたでぼんやり、のんびりくつろぐ。

 

もう何日か過ぎてしまったけど、

3/1 THE COLLECTORSの日本武道館も大盛況無事終了。

ホント、外タレみたいだったな。

最後の最後に「恋はヒートウェーブ」!

ちょっぴり飲み過ぎました。

終演後、外は雨。乾杯。

 

 

その数日前、週末の仙台ワンマン2DAYS。

初日アコースティック@カフェ・モーツァルト・アトリエ。

川沿いのステキなお店。

BGMのチェロソナタはバッハだった。

とても洗練された贅沢な空間。ありがたや。

 

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翌日、最早お馴染みの enn 2nd。

スピーカーが若干チューンアップしたということ、

道理で今までで一番やりやすかった。

最近アタマで色々考え過ぎてオロソカになりかけていたこと、

”弦をしっかり弾いてしっかり音を出す”

という当たり前のことを意識して演奏したら

まぁそりゃそうだろ、ってくらいイイ演奏ができた。

モビさんのドラムもいつも以上にファンキー。

新曲も初披露。

楽しく演奏できること、結局それが一番。

 

 

 

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ドレスコーズ『平凡』がリリースされて

「ストレンジャー」・「20世紀(さよならフリーダム)」

という2曲で、わたし、ベース弾いてるのですが、

”コンセプト・アルバム”という特異な作品の中にあって

とってもメロウな2曲を担当させて頂きました。

 

どちらの曲もわたくし大好物でございまして、

こうしてしつこいくらいにお伝えするのもどうにもこうにも

この2曲、ひいてはこのアルバムを皆様に聴いて頂きたいから。

 

とても嬉しいのです。

この作品に参加できたことが。

 

たった一日のレコーディングだったけど、

長くもあり、短くもあり、楽しかったなぁ。

 

「おかしな歌に涙して

おかしな映画を観て笑った

ぼくたちも

年をとり 髪を切った」(「20世紀(さよならフリーダム)」)

 

この歌い出し。泣ける。

 

REC前日にいただいたデモ音源を聴いていたら

曲調が似ていた、とかそういうわけでもないのに、

GARY NUMAN『DANCE』がふと聴きたくなって、

スタジオへ向かう道中ずっとコレを聴いていた。

で、ミック・カーンみたいな気持ち悪いベースを弾きたかった。

んで、わりとそんな感じになった。

そしたら後日、アー写のシマくんがGARY NUMANみたいになっていて

あら、案外間違いじゃなかったのね…と思ったり。

 

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時期=じき=磁気(?)

巡り会う季節というものがある。

 

古い記憶にも、新しい未来にも。

まわりまわって、また、めぐりあう。

 

 

——

 

と、こんなことを書いていた。

(たぶんこの辺で酔いが回って眠くなったのでしょう…)

 

そして3月も半ばにさしかかり、今日

35歳の私はと言えば、

髪を切った。

 

ばっさりと。