ちょっと思い出したりしてみた

【2019/4/10】

4月10日

 

一日中、冷たい雨。

 

東京は最高気温が10度を下回り、

夜、リハからの帰り道に表示された温度計は5度。

 

路面凍結注意、が点滅し

さすがにそりゃないだろ?

でも、灰色の空と降りしきる雨は見るからに寒々しい。

 

移動中にはデューク・エリントン楽団のオリエンタルな響きで

耳と心だけでも暖をとる作戦。

歌モノはもちろんのこと、

ホーンやコントラバス、ドラムにいたるまで

音が甘くとろけそうな味わい。ぬくもり、ともしび。

 

春らしくなったかと思えば手のひら返し、今日みたいに。

気温の行き先が定まらない昨今、桜も散ってしまうか。

 

と、思い出したこと。

私が小学校に入学した日は、雪道を歩いて行った記憶。

「こんな日に入学式を迎えたみなさんは、かくかくしかじか…」

みたいな話をされたように、幼かったなりに、うっすらぼんやりと。

 

で、過去の天気を調べてみたところ(THIS IS ネット社会!)

やはり。

 

1988年4月8日は関東甲信越で季節外れの大雪、とあった。

 

入学式はこの日か、翌9日だったはず(そこまでは調べない)。

 

そんで今思えば、翌1989年1月から平成が始まったので、

あれは昭和最後の4月のことだったのだ。

 

別に、だからDOした、というようなこと。

平成最後の4月に、思いがけない寒さに凍えながら

ほんのりと昔のことを、ちょっと思い出したりしてみた。