カムイコタン

【2018/6/19】

 

6月19日

 

晴天の旭川にて。

 

昨日大阪での地震、心よりお見舞い申し上げます。

まだ余震への不安や、

不便な生活を余儀なくされている方も多いかと思います。

一刻も早く、平穏な日常が戻ることを願っています。

 

関西へは月末6/30姫路&7/1夏びらき@大阪でお伺い。

いい音を、お届けできるように、

まずは明日、新札幌から、函館、秋田、そして八戸へ。

旅は続くよ、どこまでも。

 

 

BRADIOとの北海DOツアー。

札幌→帯広→旭川と、

たくさんの刺激と、楽しさ、いただきました。

とにかく、エネルギッシュ!

過剰に熱く、いや、ファンクに過剰なし。

過剰こそファンク、天井知らずで良いのです。

あっという間に終わってしまった三公演、

ベースの亮輔くんともたくさん低音談義。

またすぐにでもご一緒できればいいね、

ご来場のPOM&FPPの皆さんもDOもありがとう。

 

本日は夜、RSRの映像&トークイベントにFUNKY4出演ということで

それまで旭川にてオフ。

さて、何をしたものか?

と周辺検索してみたところ、おっ!

と思う場所があったので、一人路線バスに揺られ。

 

神居古潭。

 

カムイコタン。

 

 

アイヌの言葉で、神の村、とのこと。

 

 

平日ということもあってか、

あまりに人がいなくて、ただただ太陽だけが照りつける。

 

もうちょっと観光客がいて、景勝地っぽいイメージだったのですが、

とりあえず橋を渡り、石狩川の流れを眺め、

廃線となった駅のホームに佇み、SLと対峙する。

 

 

 

 

 

 

鳥のさえずり、夏を予感させる虫の声。

オバケが出そうなトンネルをくぐり、

この道を行けばバッタリと熊にでも出くわして

人知れず行方知れずになってしまうのではないか知ら、

と不安になってきたので、また来た道を戻る。

 

 

風が川を渡り、上空へと吹き上がっているのか、

鳥たちが気持ち良さそうに空を泳ぐ。

ほんと、グルグルと泳いでいた。自由。

 

十日に一回はここへ様子を見に来る、

というおじさんが橋の上ですれ違いざまに

「マムシ、見た?」というので、

「マムシ、出るんですか?」

「寒い日のあとに暖かい日がくると、

岩場からヒナタボッコしに出てくるよ、かわいいよ~」

「マムシ、かわいいですか?」

「アオダイショウもいるよ、かわいいよ~」

というので、どれどれ一緒に付いてってみようか、と思ったものの

次のバスを逃すとその次までの時間を持て余しそうだったので

「じゃ、どうぞDOぞ」

と別れを告げ、こちらは再びバス停へ。

 

そしたら調べていたバス以外にもバスが一本来るようで

ありゃ、ヘビ見に行っても良かったな、と一瞬後ろ髪引かれたものの

「この時期のブヨに刺されると、びっくりするくらい腫れ上がる」

と先程のおじさんに忠告されていたので

何事もないうちに、再びバスに乗車し街へと戻る。

 

ちなみに、

「熊は出ませんか?」と尋ねたところ、

この辺では出ないけど、山の奥へ行けば

熊がいるものと思っておいた方が良い、とのこと。

ハイキングコースの入口は思っていた以上に鬱蒼としていて

うん、今日一人ではやめておこう、と思いとどまって正解だったかも。

 

 

安全第一。無理はしない。

 

そして、旅は続く。