芽吹く、季節。

【2018/3/9】

 

3月9日

 

春の嵐。

 

グッと気温が冷え込んだ昨日から打って変わって

本日は気温上昇、ムッと霧が立ちこめる朝。むむ。

 

昨日はライブDVDの副音声収録のため

FUNKY4都内某所の一室に集い、

みんなでライブ映像を肴にやんややんや。

 

ライブへの率直な感想や思い、

演奏に関するプレイヤー目線の細かな指摘、

はたまたステージでの謎のクセや行動パターン等

目についた点をわりと無防備にゲラゲラと。

 

楽しく賑やかに、鋭意編集作業中。

完成まで今暫くお待ちください。

 

さて本日は、渋谷LUSHにてLee&Small Mountainsのイベントにお呼ばれ。

リーファンデ君を中心とする

ポップ&ファンキーなスウィートソウルミュージックを鳴らすバンド。

ようやくの共演、楽しみです。

20時スタートということなので、雨も止むかな。

FUNKYにSOULFULに、

そして『Love Can Move Mountain!』ということで

愛をもって鳴らしましょう。

 

書きかけの文章がタマリにたまって、

時系列バラバラ乱文事件で恐縮ですが

ここいらで一挙大放出して

午後は気持ち良く上京物語しようかと思います。

 


 

3月7日

晴れのち曇り。

 

再び冷え込み。

思うところあって、

朝からスタジオ個人練。

 

ちゃんと弾かなきゃ音は鳴らない、ということ。

 

自分の演奏がうまい、

なんて思い始めたら腐敗腐敗、ふーはいはい、

自分がイメージしたように弾けていない時点で

キミはヘタクソなのだよ、だから練習しなさい。

 

ブログの更新が滞っている間にも

書きかけのモノが積もり積もって

どこから更新すれば良いものか、

このままじゃ腐敗して腐葉土になり果ててしまいそうな

他愛のない文章を今、土に植えよう、芽が出ますように。

 


 

3月6日

 

また冬へと逆戻り。

朝の陽光に油断して薄着で出かけたらちょいと寒いじゃないの、

というスタジオからの帰路。

 

最近固まりかけていた足元のエフェクター周りをまた見直しつつ、

結局何も繋いでいないスッピンな音が好みなのだな、と再認識。

ただこの音で勝負していくには、度胸と根性と、鍛錬と表現力が必要。

あーね、りょ。けど、つらみ。とりま、練習。それな。

一度足を踏み入れてしまったオンボロベース獣道。

どこまでいけるか、ドンといけ。

枯れ木と見分けがつかなくなるくらいまで、

低音鳴らしてもらいましょう、よろしくね。

 

 

さて、Zeppが終わってから早一ヶ月弱が経過。

のんびりぼんやりぐったりまったりしながらも、

時は過ぎ、人も過ぎ、感情もまたあっちへ行きこっちへ行き、

たゆたいさまよい酒に酔い、

眠たい目をこすりながら、

はてな実際何が起こったものかと思い返し。

 

3/5

 

朝、神戸発。

春の嵐。雨風ともに強く。

視界不良、とはいえ高速運転は慣れたもの。

ビュンと帰京、あぁしんど。

早めに寝る。Goo…

 

3/4

 

昼前、神戸からちょいと西へ足を伸ばす。

のどかな海岸線。釣り人多し。

マイメン=タカノタイチ君と久々会って、

ピザやらチャーシューやらをつまむ。

 

太陽と虎にて、セックスマシーンの20周年ツアーにお呼ばれ。

これこそまさに全身全霊、圧倒的な存在感。

いざライブが始まるとカラダが言うことを聞かなくなる、

バンド馬鹿のイカズチを浴びてしまったかのようなステージングに

感動とニヤケが止まらなくなる、セクマシさん、いいライブでした。

 

終演後、セクマシさんのラジオにFUNKY2(コヤマ氏&マツキ氏)ゲスト出演ということで、残りのFUNKY2は先に打ち上げ、始まってんぞ。

後にラジオチームも合流し、夜更けまで交流。

ありがとう、またご一緒しましょう。

 

3/3

 

一路、神戸へ移動。

助手席で起きていられず、眠りこけ。

浜松から草津まで運転。

夜9時頃神戸着。

送られてきたDVDの特典用ライブの映像をチェックしたり、

久々にのんびり絵を描いたり。

 

3/2

 

吉祥寺へ。

千葉から吉祥寺へは遠いようで

電車でひゅっと一直線、楽チンではあるが

やはり遠い。えんやこら。

 

Planet K。19周年、おめでとうございます。

お祝いを、w/鶴&フジタユウスケ君と。

 

鶴とはもはや近過ぎて、久々に会っても久々感なく、

ワイワイ騒げる良き仲間、そして同い年の盟友です。

何かと機材に通じている神田くんの話に興味津々頷きつつ、

結局何も機材を変えようとしないアタクシ、という構図。

今年は再びの対バン@愛知豊橋も決まっていることだし、

また色々機材話聞かせてね、そして今回お初のフジタ君、

ギターうまい、曲もスウィート、サポートメンバーも

伊東ミキオさんトリオということでスンバラしい演奏。

 

刺激タップリの吉祥寺の夜、

ライブ前に立ち寄ったクワランカ・カフェも良いとこ。

こりゃ住みたくなるよね、吉祥寺だもんね、

帰りはやっぱ遠かったな…おつかれさまでした。

 


 

と、ひとまず3月を振り返る旅路はここまでにして、

2月後半独演会ウィークをリマインドしているもの、

以下に記します。

 


 

2月23日 曇のち晴れ

 

再び寒さ厳しく。春はまだ遠い、か。

Zepp以来、久々にメンバーに会い、リハ。

しばらくベース独演状態が続いていたので、

やっぱり音を合わせるのは良いものだなぁ、

と思う。

 

今また新しい気持ちになってます。

バンドがあって、一人があって、

そのどちらにも生きて生かされて。

 

というわけで、ツアーファイナルZepp公演

全国各地からのご来場、DOもありがとうございました。

そしてツアー各会場に足を運んでくださった皆さんもありがとう。

 

終わっちまえば、アッちゅー間だったような、

でも毎回いろいろな気持ちになった、充実の日々。

 

Zeppはホント、いい景色でした。

みんなイイ顔していて、音が響き渡る感じも

なかなか他の会場では味わえない、広がり。

映像を見るのが楽しみ。

 

一人一人の表情が、生き生きと、広がっていることでしょう。

ライブの細かなとこは今あんまり思い出せないので、

DVD観て気付いたことなど、また後日お話しますね。

 

Zepp後、翌日はグッタリ休みつつ

そこから今度は独演会の準備。

2/17岡山、2/18大阪、そして2/21熊谷と

孤独の静けさを味わい尽くす旅、ナガイケジョー独演会。

 

2/16に岡山入り。

 

FM岡山に生出演、

DJ林智美さん、低音の魅力について聞き出していただく。

話しやすい。

そして、イオンモールにてLugz&Jera君MCの番組公開収録。

後、翌日ゲスト出演の植田章敬君とリハ。軽くご飯。鉄板焼き。

 

2/17

 

 

 

植田君と吉備津神社→吉備津彦神社へお参り。

吉備津神社の鳴釜神事を体験。

 

底には”ウラ”という鬼の首が埋められているという竃に火を焚いて

その上でザルに入れられた玄米(?)を巫女さんがザクザクと燻し、

その反響で竃から音が鳴り響けば”吉”とされる伝統的な神事。

 

植田君とふたりゴクリと唾を飲むも、

のっけから信じられないくらいの低音が鳴り響いて止むことを知らず。

なになに、マジすか? と、笑っちゃうくらい。

刺激タップリの非日常体験。独演会成功祈願。

 

遅めのランチを、洋食屋ルーアンにて。

エビカツ定食。プリッとした食感、おいしい。

 

 

岡山城下公会堂。

初の独演会。薄暗い照明、いい雰囲気。

ベース一本抱えて、立つステージ。

 

2/17岡山城下公会堂セットリスト

【前半】

01. ゴンドラの唄

02. God Bless The Child

03. Smile

04. 十五夜(浜田真理子さんカバー)

05. 教訓1

06. 愛の讃歌

07. Love Love Love(ドリカムです)

08. 猫の歌

09. チクタク

10. 酔いの宵

 

【後半】

11. 赤とんぼ

12. Silence is a rhythm

13. Ringing

14. こごと

15. ことこととことこ

16. 卒業写真  w/植田章敬

17. Life of leisure  w/植田章敬

18. Pink  w/植田章敬

19. アウェイ  w/植田章敬

20. Tonight You Belong To Me

 

【アンコール】

20. 壁ドン

21. トンネル抜けて(ボ・ガンボスのカバー)  w/植田章敬

 

 

初の岡山独演会、城下公会堂のみなさんはじめ

たくさんの人のご協力によって低音無事に閉幕。

ご来場のみなさんありがとう、感謝。いい夜でした。

2/18

 

朝一で岡山→大阪へ。

谷町九丁目のカフェ&バー「Lgt」。

店主のリンダ氏に迎えられ、

ノロノロと準備をしていたらあっという間に開場時間。

 

真っ昼間、晴天。気持ち良し。

ゆったりとした気分で、独演。

 

2/18大阪Lgt.セットリスト

【前半】

01. 独演会のテーマ

02. どじょっこふなっこ

03. ゴンドラの唄

04. Smile

05. 十五夜

06. 教訓1

07. 愛の讃歌

08. Love Love Love

09. チクタク

 

【後半】

10. 赤とんぼ

11. Candy Says

12. After Hours

13. 酔いの宵

14. こごと

15. ことこととことこ

16. ガランドウ

17. Tonight You Belong To Me

 

【アンコール】

18. 壁ドン

19. 夕焼けのメロディー

 

曲の説明など話が長かったので曲数はちと少なめ。

のんびりとした独演会、これもまた良きでした。

昼間っからドップリ低音世界、ご来場ありがとうございました。

 

夜のうちに帰京。

帰りの新幹線でちょいと酔い。

 

2/21

 

熊谷へ。晴天。

 

最早お馴染みとなったモルタルレコード2F。

いい感じに木が共鳴し合う、気持ちの良い響き。

リハしつつ、店主の山崎さんとオシャベリしつつ。

開場時には持参したレコードを流しつつ。

このスタイルがなかなか心地良く。

 

The Red Norvo Trio / MOVE!

 

2/21熊谷モルタルレコード2F セットリスト

【前半】

01. 独演会のテーマ

02. God Bless The Child

03. ゴンドラの唄

04. Smile

05. 十五夜

06. 教訓1

07. 愛の讃歌

08. Love Love Love

09. チクタク

10. ガランドウ

(猫の歌もやったかDOか…)

 

【後半】

11. ごほんごほん

12. 赤とんぼ

13. Candy Says

14. After Hours

15. フリーひな祭り

16. Ringing

17. こごと

18. ことこととことこ

19. ねんねんごろん

20. Tonight You Belong To Me

 

【アンコール】

21. 酔いの宵

22. 壁ドン

 

前半録音し忘れていたのを2曲目くらいで気が付くも、

時既に遅し…チクタクのディレイ遊びが楽しかったが…

毎度実験の熊谷独演会、

平日にもかかわらずたくさんのご来場ありがとうございました。

 

終演後、ヤマさんと中華つつきながら軽く打ち上げ。

 

帰路、雪がちらつく。まだまだ冬。

ひとまず独演ツアーが終了。

楽しみながらも、次への課題多し。

次回独演会はいつになりますことか…

神出鬼没、

楽しみにお待ちいただければ幸いです。

 


 

アップせずにいた文章はこの辺までかな。

と思いきやもうひとつあったので、ドン。

 

 

Zepp、その前後、余韻。

 

2月15日

 

穏やかな晴天、気温高く暖か。

 

独演会準備。日々リハ、その他もろもろ。

あれこれ試行錯誤していると、

弾き過ぎるから変なことになる

ということに気が付く。

手を休めること。

余韻を楽しむこと。

 

Zepp公演から数日。

全国各地から、ご来場ありがとう。

とはいえ余韻に浸る、こともなく。

休むことがヘタ、苦手。だなぁ…

 

あの日の光景は、とてもステキだった。

今までとこれからが確実に交錯、

目の前に広がるイイ顔たち、その熱。

照明がまぶしくて何も見えないその先に

色々あるんだろう、近い未来。

 

27本のツアーの間に感じたこと。

思い詰まったり、酒で解したり、

常に「ファイナルはZepp!」という

期待と不安が頭上にズッシリとデカイ岩。

ロック。

なんとかして新しい展望、

スカッと世界がひらけるような

でっかいライブを。やりたかった。

 

結果、おもしろい時間。これまでになかった形。

演奏etc.の細かい部分に関しては

DVD用の映像や音を聞き返してからにします。

 

2/9にBRAHMAN@日本武道館を観に行って、

その圧倒的に硬派でタフなステージに感動。

それぞれの武道館の形があることを、思い知る。

 

帰りがけにフラカンのマエカワさんと軽くサシ飲み。

Zeppのことやこれからのこと、はたまた独演会のこと。

いつでも背中押してくれる頼もしき皆のマエさんです。

 

 

2/10には墓参り。友と友が連れ立って友のもとへ。

15年という月日が長いのか短いのか、

偲びつつ、昼間っから献杯。

というかただの飲み会。柔らかな時間。

Zeppで鳴らす音は、遠くまで響かせなければならない。

 

で本日2/15、命日。

ポッカリとあいた穴。

弔い週間。心静かに。

 

Zepp後、気が休まらないまま、

でもこの一週間のうちに、鳴らしたい音があるのです。

 

岡山、大阪、そして熊谷。

Silence is a rhythm,too.

 

独演会ウィーク、楽しみましょう。

 


 

とまぁこんな塩梅、

長文にお付き合いいただき、ありがとございました。

 

 

その時々でいちいち心情が変化していて

たった一ヶ月程の間にも葉は芽吹き、

ツボミは膨らみ、花は色づくのでした。

 

いつの間にやら春が近い。

目を閉じれば暗闇が続く

(The Velvet Underground / After Hours)
https://www.youtube.com/watch?v=fND_Y6OgsDs

 

そんな歌は似合わない季節だけど、

聴きたくなりますよね、春ですね。

 

 

(photo by Shun Komiyama)