HANDセルフライナーノーツ⑥

【2019/8/6】

M6.「Colors」

 

 

アフロファンク的新機軸がありながら、いつものスクービー味をもう一つブラッシュアップした新感覚な定番パターンも入り混じっているのが今回のアルバムに求められるバランスだ、という自分の中のプロデューサー感覚により制作。

 

コード感、メロディー、テンポともいつものスクービー節ではあるが、カッティングを2本のギターの掛け合いにしベースラインを八分で刻むことでモダンさを加える。

 

’18年末に池袋のStudio DEDEにてエンジニアに中野正之さん(BAKKEN RECORD)を迎え行われたレコーディングで楽器パートを録音し、その後歌録りとMixをピースミュージックにて行う。

 

右で鳴るのは350T。

DEDEにあった黒パネルのデラリバ直。

 

マイクの数がすごい。

57、421に加えビンテージモノのマイクも多数。

これらを組み合わせ立体的な音の響きをmix卓にて再現して行く。

 

 

左で鳴るのはストラト。

DEDEにあったBassmanの極初期のモデルにコンプを噛ませ直。

15wながらいい音していた。

背後にウッドベースやオルガン等、眺めるだけでも楽しいビンテージ楽器いっぱいのスタジオ。DEDE。

 

イントロとアウトロのテーマはストラトにM.G.でブーストさせロングディレイをかけBassmanへ。

煌びやかに爽やかに、を意識して。

 

 

つづく